こんにちは、Sallyです。
今回も旅行に関する記事です。残暑も落ち着いた秋口、美食の街『サンセバスチャン』へ行って参りました!
これまで様々な国や都市を旅してきましたが、今回ほど下調べに時間をかけたことはありません。まさに「1位2位を争う」ほどのリサーチ量…。
どのお店で何を食べるのがおすすめ?
子連れだと本当に大変なの?
子どもが飽きちゃったらどうしよう!?
次から次へとリサーチが必要に。
おすすめバルやピンチョスについては、
検索すると素敵な情報を発信しているブログをたくさん見つけられるかと思うので、ここでは割愛します。
このブログでは、私自身が本当に知りたかった
- 子連れファミリーならではの工夫と対策
- サンセバ・バル巡りを効率よく楽しむ方法
に特化してまとめました!
数えきれないほどのバルの中から、とびきりのピンチョスに出会うためには効率が欠かせません。
さらに、子どもを連れてのバル巡りは我が家にとって大きなハードル。
事前にしっかり作戦を練る必要があったのです。
「なるほど、これはいいこと聞いた!」と、
読んでくださる方の旅に少しでも役立つことができたら嬉しいです。
子連れファミリーが直面する“サンセバ問題”
サンセバスチャンでのバル巡りは美食天国ですが、子連れにはいくつもの壁が立ちはだかります。
(思い出しながら書き出しただけでお悩みだらけ…笑)
例えば、ベビーカーでの移動やおむつ交換の場所探し、子どもと立ち食いはどうするべきか、等々…。
細かな課題が次々に浮かび上がってきます。
そんな一つひとつの“サンセバ問題”をどう乗り越えるかが、旅を楽しむための大きなポイントになりました。
ベビーカーで行けるのか?問題
立ち飲みのバルをいくつも巡り、一杯飲んだらまた次のお店へ…
フットワークの軽さが求められるサンセバ旅行。
結論から言うと、私見ではありますが
『ベビーカーでも行けないことはない』です!
街の道はよく整備されていますし、ベビーカーで訪れている方もちらほら見かけました。

ただし、いくつか条件があります。
- いつでも畳めるように荷物を整えておくこと
- 土日祝や繁忙期、混雑する時間帯を避けること
(ちなみに私の体感では、混雑しやすい時間帯は 昼の13:00~15:00頃、そして 夜は19:30以降 でした。)
この2点を意識すれば、ベビーカーでもサンセバ旅は十分楽しめると思います!
おむつ交換どうする?問題
周りからは「ベビーカーが大変」とよく聞いていましたが、実際に感じたのは…
それ以上におむつ交換問題が大変!ということ。
サンセバスチャンのバルには、基本的におむつ交換台はありません。
お店のスペースも小さく、トイレも最低限の造り。
交換台が必要な年齢のお子さんを連れている場合は、かなりのハードルになります。
そんな時のヒントは、近くの広場にある観光案内所。
ここで相談すれば、交換できる場所や子連れに便利な施設を教えてもらえるかもしれません。
子どもは何を食べる?問題
フォアグラ、ウニ、ミディアムレアのTボーンステーキ…。 最高の一品が並ぶ夢のような街ですが、ふと気になるのは「子どもは何を食べればいいの?」という問題。
案の定、うちの子にも食べられそうなものを勧めてみましたが、見た目がおしゃれすぎるがゆえ「いらない」を連発…(苦笑)。
パエリア(バルではなくレストランで食べました)やコロッケは
喜んで食べてくれましたが、その他はほぼNG。(本物の味を知ってしまっても困りますがw)
やはり、子どもには普段から食べ慣れているものが安心。
そんなこともあろうかと、持参したのがこちらです。
- パックご飯
- ふりかけ
- 温めなしでも食べられるレトルト
- フルーツや野菜(現地調達)
- お弁当箱
- カトラリー
- ラップ
これらを持ち歩き、バル巡りの合間に食べさせました。
特にラップは、おにぎりを包んだりお弁当箱に敷いて洗い物を減らすのに大活躍。
さらに近くにはビーチもあるので、休憩を取りながらお子さんの食事タイムを設けるのもおすすめです。親もリフレッシュできて、旅がぐっと快適になりますよ。
立ち食いスタイルどうする?問題
サンセバスチャンのバルは街中にひしめき合っていて、店内も決して広くはありません。
人気店や混雑する時間帯には、隣の人と肩を並べて立ち食いすることも。
幼い子ども連れには、これがなかなかのハードルになります。
そこで私たちが心がけたのは、
- 混雑時間帯を避けること
- 回りたい店舗の開店時間を確認し、開店と同時に入店すること
こうすることで、テーブル席に座って落ち着いて食事を楽しむことができました。
お店によっては店内の一部にテーブル席があり、子ども連れでも安心して食事ができます。
下調べの際は「必食ピンチョス」だけでなく、開店時間と店内の様子もチェック。 すると、
- 「このお店は席数が少ないから開店直後に行こう!」
- 「このお店は席が多そうだから、空いているタイミングで立ち寄れば大丈夫」
といった判断ができ、バル巡りのスケジュールも組み立てやすくなります。
そもそも子どもは楽しめるのか?問題
あれこれ子連れ対策を考えてみましたが、やはり一番のネックはここ。
「バル巡り、子どもは全然楽しくないのでは…?」
チャコリを片手に美食を堪能して、舌鼓を打つパパとママ。
一方で子どもは、「まだ行くの~?」と退屈モード。そんな光景が行く前から容易に想像できました。笑
でも、そんな子連れファミリーに朗報!!
旧市街のすぐそばに公園とカルーセルがある広場があるんです。
ここをピン留め📍しておけば、子どもが飽きてしまった時に救ってくれるはず。
バル巡りの合間にこうした“子ども時間”を挟むことで、きっと満足してくれることでしょう!

バル巡り効率アップ術
サンセバスチャンのバルは数えきれないほど存在し、どこも魅力的。
けれど「限られた滞在時間でどう回ればいいの?」という悩みはつきものです。
効率よく巡るためには、ちょっとした工夫が欠かせません。
ここからは、私自身が実際に試して「これは役立った!」と感じた効率アップのポイントをまとめます。
旅の計画に取り入れれば、よりスムーズに美食の街を楽しめるはずですよ。
日曜・月曜はできれば避ける
効率術とは少し脱線するかもしれませんが、
サンセバスチャンのバル巡りを計画する際は、ぜひ日曜と月曜を外すことをおすすめします。
多くのバルはこの曜日に休業することがあり、
せっかく訪れても「行きたかった人気店が閉まっていた…」なんていう悲しいケースも考えられます。
実際に訪れてみて感じたのは、「これを食べずして帰れない!」と思えるレベルの一品に
必ず出会えるということ。だからこそ、行きたいお店の休業日チェックは欠かせません。
お店の「中休憩」の有無をチェック!
サンセバスチャンのバルは、昼と夜の営業の間に「中休憩」を取るお店が少なくありません。
せっかく行ってみたのに「閉まっていた…」という残念な経験を避けるためにも、事前に営業時間を確認しておくことが大切です。
- 「このお店は中休憩があるからランチで行っておこう」
- 「ここは通し営業しているから、他が閉まっている合間に行こう」
といった具合に、休憩時間を踏まえてスケジュールを組むと効率的。
無駄な移動や待ち時間を減らせるので、バル巡りがぐっとラクになります。
Tボーンステーキはサイズに注意!
サンセバスチャン名物のひとつ、Tボーンステーキ。 ジューシーで旨みたっぷりの一品ですが、
実はサイズがかなり大きめ。「1番小さいやつをください!」とお願いしましたが、それでも700g。
大人数での訪問でない限り、大きいサイズは「食べきれない…」となりがち。
そこでおすすめなのは、
- 大きめサイズでを頼むときは、そのお店では他のものは頼まない
- ピンチョスサイズのステーキで楽しむ
特に、個人的には「ピンチョスサイズ」のステーキでも十分満足できたのが率直な意見。
美食の街ではつい欲張りたくなりますが、Tボーンステーキは“量との戦い”でもあります。
効率よく楽しむためには、サイズを見極めて注文するのがポイントです。
お酒の種類に注意!ノンアルでもいいのがある!
ピンチョスをたくさん味わいたいなら、おとものお酒にも気を配るのがベター。
ビールなどおなかにたまるお酒は避けて、ここはぜひ名物の チャコリ(Txakoli) を試してみてください。
微発泡ではありますが爽やかな酸味があり、サラサラ飲めて、ピンチョスとの相性も抜群です。
また、アルコールが苦手な方や休憩したい時には、モスト(Mosto) というブドウジュースもおすすめ。
ノンアルコールでもしっかり楽しめるので、気分に合わせて選べます。

まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございます!
効率を意識し、家族全員が楽しめる工夫を取り入れながらながら巡ることで、
サンセバスチャンの街角で出会う一皿一皿がより特別なものになるでしょう。
美食と街歩きの両方を楽しみながら、自分だけの“最高の一品”に出会えるといいですね♪


