この作品も無料?ロンドンの美術館&博物館

今回はイギリスにいるなら一度は行っておきたい美術館&博物館についてお伝えいたします。普段なら観光客で賑わっており、じっくり見られないところが多いですが、現在はコロナ渦でどこも完全予約制になり、混雑していないので、ゆっくり見られるチャンスです。

目次

大英博物館

https://www.britishmuseum.org/

〇月曜日〜日曜日

〇10:00~17:00(最終エントリー15:30) 無料

ロンドンと言えば、大英博物館といっても過言ではないくらい有名ですよね。世界最大博物館の一つで約800万点ほど収蔵されており、常時展示は約15万点ほど。世界中の方が訪れる場所です。1759年に開館された歴史ある博物館です。

有名な展示品と言えば、エジプト象形文字解読の鍵となったロゼッタストーンやミイラコレクション、パルテノン神殿の彫刻群です。考古学的に貴重な意味をもつ出土品から美術品・書籍まで幅広いコレクションを誇ります。日本でもミイラ展などが開催されたりしますが、どこも有料なので、これだけの作品を無料で公開して下さるのは、非常にありがたいことだと思います。

「ロゼッタストーン」。普段は混雑していてなかなか前に進めないですが、今は独り占めできるくらいの余裕がありました。

また、日本語のガイドブックがいくつか発売されていました。参考に読んでみるとよいかもしれません。

普段は日本語の音声ガイドを借りられるのですが、2021年6月現在はコロナ対策なのか貸出しはされていませんでした。もし不安な方は、前もって予習をしていくと、より一層楽しめるかもしれません。

ロンドン自然史博物館

https://www.nhm.ac.uk/

〇月曜日〜日曜日

〇10:00〜17:50(最終エントリー17:00) 無料

最寄りはサウスケンジントン駅ですが、ピカデリーラインは2022年の春まで工事中でサウスケンジントン駅には止まりませんので、お気を付けください。

大英博物館の一部として始まったロンドン自然史博物館ですが、自然史博物館系としてはイギリス最大であり、世界でもトップクラスと言われています。化石や標本、動物のはく製、鉱物や宝石など貴重なコレクションで溢れています。レッド、グリーン、ブルー、オレンジの4ゾーンで構成されています。特に恐竜のブルーゾーンは人気で、子供たちで常に賑わっています。大人も子供も楽しめる博物館です。

また、ショップでは、恐竜の模型やぬいぐるみが人気のようで、買ってもらい喜んでいる子供たちも多く、微笑ましい空気が流れています。残念なことに2021年6月現在、正面の一部が外壁工事中のため、19世紀の鉄銅フレーム技術を取り入れたネオ・ロマネスク様式が少ししか見られません。ただ、それでも近くで見ると圧巻の外観です。

ヴィクトリア&アルバート博物館

https://www.vam.ac.uk/

〇水曜日~日曜日(月曜日・火曜日は閉館)

〇10:00~17:45(最終エントリー16:45) 無料 一部有料展示あり

世界最大規模の芸術とデザインの博物館です。よくV&Aと略されます。陶磁器、家具、衣装類、ガラス細工、宝石、金属細工、写真、彫刻、織物、絵画など、2千年余りにおよぶ世界のコレクションが公開されています。イギリスの繊維産業の歴史が感じられるので、ファッションに興味のある方は、特にオススメです。また、美しいカフェもあり、歩き疲れたら、ひと休みしたい場所です。

2021年12月末までエキシビジョンとして、「不思議の国のアリス」が開催されています。こちらは入場するのに£20かかりますが、キャサリン妃も訪れた人気の企画展のようです。ご興味のある方はこちらも併せて見学されてみてはいかがでしょうか。

https://www.vam.ac.uk/exhibitions/alice-curiouser-and-curiouser

ナショナルギャラリー

https://www.nationalgallery.org.uk/

〇月曜日~日曜日

〇10:00~18:00(金曜日のみ21:00まで) 無料 一部有料展示あり

有名なトラファルガー広場にある美術館です。ゴッホのひまわりを始め、モネやダヴィンチ、ボッティチェルリ、フェルメールなどの著名な画家の作品が展示されています。これらの人気作品のエリアは、通常であれば観光客で混雑していますが、今はゆったりと鑑賞することができます。また、新館のギフトショップは、品揃えが豊富です。絵葉書や文房具、エコバック、ワインなどまで、様々な商品が揃います。

テートブリテン

https://www.tate.org.uk/visit/tate-britain

〇月曜日~日曜日

〇10:00~18:00 無料 一部有料展示あり

イギリスアートを専門とした美術館です。16世紀、テューダー朝から今に至るまでの作品が展示されています。特に19世紀に有名になったターナーのコレクションが豊富です。年代ごとに分けてあるため、初心者にもわかりやすいのが特徴です。また、地下にはレストランがあります。店内の壁にも絵が描かれており、それらを鑑賞しながら食事ができるのも嬉しいポイントです。

テートモダン

https://www.tate.org.uk/visit/tate-modern

〇月曜日~日曜日

〇10:00~18:00 無料 一部有料展示あり

テートブリテンと同じ系列の美術館で、こちらは全世界の近現代美術に特化した美術館です。テムズ川の南側に位置します。元は発電所であった本館はその名残があり、建物自体も楽しむこともできます。また、バラマーケットやグローブ座、ロンドンブリッジも近いので、帰りはその近辺を散策しても楽しいかもしれません。

現在、水玉模様で有名な草間彌生さんのエキシビジョンが開催されています。「インフィニティーミラールームズ」は、人気でなかなか予約が取れない状況です。こまめにチェックされると空きが出ているかもしれません。2022年6月までです。

https://www.tate.org.uk/whats-on/tate-modern/exhibition/yayoi-kusama-infinity-mirror-rooms

最後に

ここでは紹介できなかった美術館・博物館がロンドンには他にもあります。入場料無料がほとんどですので、お気に入りの美術館や博物館を見つけて、何回か通うのもイギリスにいる方の特権かもしれませんね。ときには、幻想的な非日常な世界を味わってみるのはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

暗黒期を経て、やっとロンドンに慣れてきた在英2年目。今を楽しむがモットー。イギリスの生活情報など、皆さまのお役に立てる情報をお届けできたら、嬉しいです。

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