イギリス留学を考えている人必見!イングランド北西部での大学留学リアル!

こんにちは!現在、イングランド北西部の地方大学に留学中のShizです!イギリス留学と聞くと、皆さんロンドンのイメージが強いのではないでしょうか?オックスフォードやブライトン、ケンブリッジなどの都市も有名ですよね!

実は他にも留学ができる素晴らしい街がイギリスにはあるんです!そして今回は、現在地方大学に留学中の私の経験を基に、イギリス留学・地方留学の良いところや実際の大学生活について紹介させていただきたいと思います!

目次

イギリス留学と地方大学の良いところ

グリニッチ天文台から見たロンドン

なぜイギリス留学?

  • エンターテインメントにあふれる国を満喫!深い歴史やアート、音楽など、イギリスには体験するべきエンターテインメントが多くあります。美術館や博物館の中には、無料で入れるところもあり、有名なアートや深い歴史を身近に感じることができます。他にも、英語で大人気のミュージカルを楽しんだり、街中で演奏されているギターやバグパイプの音色を聞いたりなどなど、楽しみ方はたくさん!
  • 憧れのヨーロッパ旅行が簡単にできるのは大きい!日本からだと飛行機代だけで10万円~20万円かかってしまうヨーロッパ旅行。イギリスからだと、1万円程度スペインやドイツなどヨーロッパのいろいろな国に旅行できるんです!ヨーロッパ旅行ができる上に、飛行機代も安く抑えられるなんて、大学生にとってはありがたいことなのではないでしょうか?笑
  • 有名なイギリス映画のロケ地に行ける!「ハリーポッター」はもちろん、「パディントン」や「ノッティングヒルの恋人」などなど、皆さんもご存じの有名なイギリス映画たち。ビッグベンやキングスクロス駅、ノッティングヒルの書店など、映画を観たなら訪れたくなる場所に簡単に、そして何度も行くことができちゃうんです!ハリーポッター好きなら、ぜひロンドンのスタジオツアーへ!

  私はもちろん、1年かけてロケ地めぐりをしている最中です…笑

  • 英語が生まれた国で英語を学べる!今は世界共通語と呼ばれる英語ですが、もともと英語はイギリスで生まれた言語です。そして、イギリスの英語と聞いてよく耳にすると思われるのがブリティッシュアクセント。私はイギリス映画の影響なのか、気が付いたときからブリティッシュアクセントが大好きでした。高校まではずっとアメリカ英語を勉強していたのですが、どうしても日常生活でイギリス英語のアクセントを聞いてみたいという思いがありました。現在、イギリス英語であふれる環境で生活しているのが幸せです!笑

イギリスの地方大学について

イギリスには、ロンドンにある大学はもちろん、マンチェスター大学やリーズ大学、バーミンガム大学など、地方にも留学生活を楽しめる大学がもちろんあります。

私が1年間通う大学は、イングランド北西部に位置しています。上記の大学があるところより小さな町で、有名な美術館や博物館があったり、大きなお城があったりするようなところではないですが、緑豊かな公園や小さなショッピング街があり、とても住みやすい場所です。地方にあるため、寮費や食費などの生活費も比較的安く抑えることができます。さらには、ロンドンにもエディンバラにも2・3時間電車に乗って行くことができ、マンチェスターでのフットボール観戦やリバプール観光にも電車でたったの1時間!国内旅行にはとても良い場所かもしれません。

留学先の探し方と留学費用

留学ってどうしたらできるの?

イギリス留学には、エージェントを使ったり、自力で直接大学や語学学校に申し込んだりなどの方法がありますが、私は大学の交換留学制度を使って留学しました。エージェントを使うと、費用は少し高くなることが多いですが、留学手続きを支援してくれるなど、システムは整っているため、安心して留学準備をすることができます。自力で直接大学や語学学校に申し込むのは、留学先調べや書類準備などすべて自分で行う必要があるため難易度は高いといえますが、エージェントを使う場合と比べると、費用を安く抑えられるかもしれません。

私が使用した交換留学制度は、日本の大学と提携しているイギリスの大学へ1年間留学するというものです。日本の大学への学費を払うことで、イギリスの大学へは学費を払わなくて良いこと、留学中に取得した単位を日本の大学の単位として認めてもらえることが多いなどメリットはありますが、もともと提携されている大学の中から選ぶ必要があり、選択肢は少なく、イギリスの大学が出す英語力(TOEICやIELTS)と成績(GPA)の条件を満たしたうえで、希望者が定員を超えた場合は学内選考があるため、必ずしも希望者全員が留学することはできないという不安もあります。(私の大学が提携しているイギリスの2校は、IELTS overall 6.0以上かつ1校はGPA2.5以上、もう1校はGPA3.0以上が条件でした)大学の先生によると、定員や条件は毎年変わる可能性があるそうです。交換留学制度が大学にあるかどうか、どんな国・どんな大学が選択できるか、大学からの条件など、ぜひ大学側に確認してみてください!

  

留学ってどのくらいお金が必要?

ヨーロッパと聞くと、留学費用すごく高いんだろうなと考えてしまいますよね…。確かに、アジアで留学している友人の話を聞くと、色々と安い!と思ってしまうことがあります。イギリス留学はアジア圏での留学に比べるとどうしても高くなってしまいがちです。そこで、実際にかかる留学費用を私の実例をもとに紹介させていただきます。私は、学校の交換留学制度を利用し、留学中も日本の大学へ授業料を納め、イギリスの大学に授業料を払うことはありませんでした。(ここは大学や留学のシステムなどの確認が必要ですね)

  • ビザ・保険サービス費について。私は、学生ビザを取得して留学しました。申請費用として約10万円、その後国民健康サービスへの加入も義務だったためそのサービス費用で約15万円必要でした。その他にも、日本の大学で入会必須だった危機管理サービスへの費用約10万円もビザ申請と同じ時期に支払いました。
  • 飛行機代について。大学の生協が往復の飛行機便を調べ、チケットを予約してくれるサービスを行っていたのですが、自分で予約したほうが安くなることに気づき、私は自分で調べて予約しました。日本を出る時期がちょうど夏休み時期とかぶっていたこともあり、なるべく安い飛行機にしたのですが片道10万円ほどかかりました。トランジットはベトナムとパリの2回。ベトナムでは12時間待機だったので、少し観光できました。笑
  • 寮費について。1人部屋(シャワー・トイレ付)、ただしキッチン・冷蔵庫はフラットメイト(5~7人)と共有という条件で、1週間で115ポンド(日本円で約2万2千円)、月々に換算すると日本円では約8~10万円というような金額でした。日本で1人暮らしをしていた時の家賃と比べると約2倍であるため、初めは驚きました。この金額は、寮・部屋の設備や学校からの距離などが関係しているため、フラットメイトとシャワーやトイレを共有する寮や学校から少し遠めの寮を選ぶと安めの寮があります。ただ、安い寮はとても人気ですぐに埋まってしまうので、早めに予約するのをおすすめします!
  • 食費について。私は友達と遊びに行くとき以外は自炊をするようにしています。お米は一度近くのお店で買ったものを試してみたのですが、私の口には合わず、日本の白米がどれほどおいしいかに気づかされました。笑 スーパーでは、基本的にパスタや野菜、果物を買うことが多いのですが、1か月に自炊でかかる費用は1万5千円~2万円ほどでした。それに加え、外食をすると、1食2000円~が平均だと思います。

以上が基本的な費用です。これに加えて、イギリス周辺国への旅行などを考えている方は、旅行費用も考える必要がありますね。長期休暇のシーズンを避けると、飛行機代は安く収まります!

奨学金制度なども調べてみるとたくさんあります!大学に問い合わせたり、インターネットで調べたりなど、ぜひ探してみてください!(私は、学校が紹介してくれた奨学金制度を利用し、月々8万円、渡航支援費16万円を支給してもらいました。)

学校生活と休日のリアル

学校の授業ってどんな感じ?

イギリスの大学では、1つの科目がレクチャー(大人数で大講義室)とセミナーやワークショップ(少人数でグループ授業)でセットになって行われるのが基本!

月曜日にレクチャーを1時間受け、水曜日と木曜日の午前にセミナーが2時間ずつあり、木曜日にワークショップが3時間あるというように、1週間に同じ授業が何回かあります。中には、レクチャーとセミナーがまとまって3時間で1週間に1回という授業もあります。そのため、毎日授業がある人もいれば、週に2日だけしか授業がない人もいます。授業では、ディスカッションやディベートなど、自分の意見を述べる機会が多いです。

難しい授業では、前日に明日の授業のスライドを全部翻訳して行ったり、自分の意見をあらかじめノートに書いて行ったりしました…笑 先生もクラスメイトもとても優しく、簡単な単語を使ってくれたり、ゆっくり話してくれたりとたくさん助けられました。

授業のない時間は何してる?

友人とのフードパーティの様子。1人1品作って持ち寄ります。

授業以外の時間の過ごし方は日本とあまり違いは感じません。友達と遊んだり、バイトをしたり、テストに向けて勉強したり。ただ、学校では毎週のように何かしらイベントが行われているので、参加してみるのもありかもしれません。私の場合、放課後は授業のクラスメイトとご飯を食べたり、真面目な時は授業の復習や予習をしたり、課題が多い時は図書館にこもって課題に追われたりして過ごしていました。休日は、学校のイベントに参加したり、友達とムービーナイトやフードパーティをしたり、電車を使って国内旅行をしたりしていました。そして、私の大学には春休みや冬休みが約3週間あるのに加えて、各セミスターに丸々1週間授業のない週もあったので、ヨーロッパ旅行がし放題なんです。これがヨーロッパ留学の夢ですよね~笑 ヨーロッパ旅行を1つの理由にイギリスに来たので旅行しないわけにはいきません!ロンドンとスコットランドはもちろん、ドイツやフィンランドにも行きました!これからもまだまだ行く予定です。

大学での日本人気について

Japanese Societyでの折り紙イベントの様子。

Japanese Societyの存在は大きい!

日本人である私にありがたかったのは、Japanese Societyの存在です。Societyという、日本でいうサークルに当たるものがこちらにもあるのですが、Japanese Societyには日本文化や日本のアニメが大好きだったり、日本語を勉強していたりする学生と日本からの交換留学生が主に参加しています。中には、日本語をすらすら話したり、漢字をすらすら書いたりするメンバ―も!日本から来た身にとっては、日本が大好きな人がいるのは本当に嬉しいですよね!折り紙をみんなで折ったり、カラオケをしたりなど、イベントも盛りだくさんで、友達作りや思い出作りにはピッタリです!留学先の大学にこのような活動があるかどうかチェックしてみるのもありかも?

Japan Day 日本の文化祭がここに?!

私の通う大学には毎年、「Japan Day 文化祭」というイベントが行われており、学生や地域の方から大人気!書道や茶道を体験するコーナーや、日本酒を飲んでみるコーナー、折り紙をするコーナー、日本の大学紹介のコーナーなどがあり、毎年チケットは売り切れ、いろんなコーナーに行列ができるそうです!他にも、着物や日本のアニメのコスプレを着た先生や学生たちがランウェイをしたり、Dance Societyの人たちがJPOPのダンスをしてくれたり、和太鼓のパフォーマンスがあったりなど、見て楽しむ時間もたくさん!とても楽しく思い出に残る1日でした。

私は今年、書道体験コーナーのボランティアをしたのですが、子どもたちからお年寄りの方まで、お手本を見ながら筆で漢字を書く様子になんだか感動しちゃいました笑

最後に

ここまで読んでいただいてありがとうございました!

イギリス留学って、とても良いんです!! 留学先選びはとても大変ですが、行き先の大学の学生サポートや行事・イベントを調べたり、実際に留学した人の声を聴くことがとても助けになると思います。海外留学でどの国に行くか迷っている方は、ぜひイギリスも視野に入れてみてくださいね!そして、イギリスに留学したいけど、物価が…と思っている方は、地方の大学もぜひチェックしてみてください!

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この記事を書いた人

現在イギリスに留学をしている大学生。ヨーロッパに来るのが憧れだった私が、旅行や留学、英語学習なとなど色々な情報を共有できればと思います。

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