みなさま、新年あけましておめでとうございます。
今年もロンドンキラリプロジェクトをとうぞよろしくお願い致します。
さて、みなさまはどのように年末年始を過ごされましたか?今年は、日本で過ごされた方も多くいらっしゃったようで、息抜きできていたら嬉しいです。
わたしはと言いますと、日本ではなくメキシコのリゾート地「カンクン」に行って来ました。イギリスに住んでいるとヨーロッパが旅行先になりがちですが、思い切って別の場所にしてみました。
なぜカンクンにしたのか、メキシコって治安は大丈夫?ホテルってたくさんあるけど、どこがいいの?新婚旅行先としてはどうなの?など、オススメポイントや懸念点などをいくつかまとめてみました。
カンクンってどこ?
メキシコの南東部、キンタナ・ロー州にあるカリブ海に面している海が綺麗なリゾート地です。1970年代にメキシコ政府の先導でリゾート地として開拓され、今では年間300万人ほど訪れるという人気の場所として発展しています。特に東側の島のように突き出ている場所が有名ホテルが100以上連なる人気の場所です。
また、ダイビングやクルージングをしたり、離島ツアーや車で世界遺産のチチェン・イッツァに行くなどのアクティビティーも充実しています。また、ホテルゾーンとダウンタウンゾーンに分かれています。
なぜカンクンへ?
とにかく、イギリスの暗い冬から抜け出したい!温かく太陽の日を浴びたいという思いからです。スペインの島なども考えましたが、年末年始で長めの連休が取れたこともあり、少し時間がかかってもいいから行ってみようと考えました。
また、日本からはメキシコシティには直行便が飛んでいますが、カンクンへは乗り継がないと行けないのです。イギリスからはブリティッシュエアウェイズが直行便を飛ばしていることもあり、決断に至りました。それでも約10時間の飛行時間ですけどね…
NYなどからは2時間程度で行けるため、アメリカ駐在員のバケーション先として人気なことは知っていましたが、年末年始のブリティッシュエアウェイズのカンクン直行便はどの便も満席で、イギリス在住の方も多く行かれているのだなと実感しました。
メキシコって治安が不安では?
わたしは勝手ながら、メキシコは麻薬の密売人が多くいるイメージで、銃を持ってる?衛生面も気になるといったネガティブイメージ満載でした。メキシコシティのほうは詳しくわかりませんが、カンクンのホテルゾーンに関しては非常に治安は良いと思います。YouTubeにもカンクンを訪れた日本人の方が高い評価をしていたり、大手旅行会社がツアーを組んだりして、旅行先としても人気を博しているだけありますね。
ダウンタウンのほうは車で通っただけですが、やはり車移動が賢明な雰囲気です。ホテルゾーンのほうは一転、雰囲気がガラッと変わり、ゴミや落書きもなく、治安が良いことを感じます。ホテル近辺の道を歩いていても、危険な目に合うことはほとんどないとホテルの受付の方から教えていただきました。
ベストシーズンは?
年間平均気温が27度、晴れの日が年に300日とも言われている場所ですが、ベストシーズンとしては12月~4月の乾季です。メキシコは乾季と雨季に分かれており、5月~11月あたりが雨季と言われています。9月・10月はハリケーンが多い時期でもあります。一番暑い時期は、7月・8月あたりで気温も30度を超える日が多く、湿気が高い日が続きます。
ホテルのオススメ
ホテルゾーンには100以上ものホテルが連なります。ほとんどのホテルがオールインクルーシブとなっています。
オールインクルーシブとは、旅行代金にホテル施設内の食事やドリンク、プールなどのリラクゼーション施設やアクティビティ料金がほぼ含まれているサービスのこと。
https://www.ikyu.com/concierge/tag/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%96#:~:text=%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%96%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81%E6%97%85%E8%A1%8C,%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8%E3%80%82
ルームサービスもすべて無料です。
そして、ホテルの中でもアダルト限定のホテルがあり、18歳以上しか宿泊できないので、大人だけでゆっくり過ごしたい方はアダルトオンリーへ、お子様連れの方はお子様OKのホテルに宿泊されます。
お子様OKのホテルは、キッズスペースや子供限定のイベントなどが豊富にあり、子供同士が仲良くなることもあるそうです。余談ですが、わたしの夫は小さい頃カンクンに行き、そこでできた友達と今でも連絡を取ることがあるそうです。本当に一期一会ですね。
ホテルの中で日本人に人気なのがハイアット系列の「ハイアットジラーラ」「ハイアットジーヴァ」です。
- 「ハイアットジラーラ」→アダルトオンリー https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/mexico/hyatt-zilara-cancun/cunia
- 「ハイアットジーヴァ」→お子様OK https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/mexico/hyatt-ziva-cancun/canif
なぜ人気なのかと言いますと、食事がおいしい、サービス面・衛生面などが日本人が望むレベル、ショーの内容が充実している、スパのレベルが高い、日本語がわかるスタッフがいることなどです。また、旅行会社のパッケージツアーの宿泊先として組み込まれていることも理由のひとつかなと思います。
今回わたしは「ハイアットジラーラ」に宿泊したので、下記に詳細をまとめてみました。
全室オーシャンビュー!ジャグジー付き
他のホテルでは、部屋によって海が見えない部屋もありますが、ハイアットジラーラは全室カリブ海側を向いており、オーシャンビューです。広めなバルコニーも特徴です。
個人的にはジャグジー付きのお風呂が最高で、青い海を見ながら何回も入りました。入浴剤を持参して良かったです。
レストラン・カフェ・バーの数が平均的~多め
ホテル内のどのレストランやカフェを使ってもお金がかからないので、どこで食べようかと迷う楽しみがあります。ただ、何泊かしていると一巡し、重複するお店が出てきます。もちろん、朝昼晩とメニューが少しずつ違うビュッフェ形式のレストランもありますが、さすがに毎日食べるのはちょっとなと感じる方も多いそうです。
したがって、連泊される方が多いオールインクルーシブのホテルでは、食に飽きないようにレストランやカフェ、バーの数も重要となってきます。
ショーが本格的
毎日20時頃から1階メインのスペースで様々なショーやライブが開催されております。その周りにソファや椅子がたくさんありますので、飲食をしながら楽しむことができます。飲み物がなくなれば、席までスタッフの方が運んでくれるので、ショーをゆっくり楽しめます。
日本語サービスもあり
一部のレストランやスパのメニューに日本語記載がありました。
昔は、日本人デスク・韓国人デスクと現地に住んでいる日本人と韓国人が様々な案内をしてくれるサービスがあったようなので、その名残りで今もアジア人に人気なのかもしれません。全体的にアジア人が3分の1くらいいたような気がします。
新婚旅行にもオススメ
欧米では昔からハネムーンの地として人気のカンクンですが、最近は日本から訪れる新婚の方も多く、カリブ海をバックにウェディングフォトを撮ったり、アクティビティーに参加したり、高級ホテルで飲んだり食べたり、プールや海に入り、夫婦二人の時間をゆったり過ごす方も増えています。
ハワイやグアムも人気ですが、カンクンは直行便がないので、新婚旅行休暇などで長めの休みが取れるなら、普段行きにくいカンクンも良いなと思います。観光や食べ歩きなどをしたい方にはオススメはできませんが、夫婦二人でこれからのことを話したり、ゆったりと至れり尽くせりのサービスで過ごしたい方には最適です。
衛生面
ホテル内の衛生面は気になるところは、なかったです。どこも常に綺麗にされています。むしろ、ゴミなどもすぐに回収してくれますし、至る所にしっかりと教育を受けたスタッフがおり、手厚いおもてなしを受けました。
ツアーに参加した先のお手洗いや水の出が気になるところもありましたが、まあ海外なので仕方ないなと割り切れるレベルでした。ただ、個人差は大きいと思いますので、悪しからず。イギリスで生活できていれば、問題ないレベルだと思います(笑)
メキシコの水道水は、飲めません。飲むとお腹を下す可能性も。私は、念のためミネラルウォーターでうがいをしていました。そのためか、ホテルの洗面台にもミネラルウォーターが置いてありました。ただ、水道水でのうがいくらいではあたらない人も多いらしく、そこまで神経質になることはなさそうです。夫は気にせず水道水でうがいをしていましたが、大丈夫でした。そこは自己責任ですね。
最後に
ヨーロッパ旅行も楽しいですが、少し気分を変えてみたい方、長期休みが取れた方、真っ青な海が見たい・泳ぎたい方、明るい太陽を浴びたい方、リゾート地がお好きな方、ホテルで至れり尽くせりをしたい方、とにかく様々な人にハマる場所であろう「カンクン」でした。
私はいつか再訪したいと思っています。みなさまもご興味をお持ちの方は、ぜひ旅先の候補地として入れてみてくださいね。