ミュージカルといえばニューヨークのブロードウェイをイメージされる方が多いと思いますが、実はロンドンもミュージカルで有名です。一説によると、「ニューヨークはダンス」「ロンドンは歌」が得意とされているそうです。
今回は、ロンドンのウエストエンドで見られるミュージカルについてご紹介致します。
https://officiallondontheatre.com/london-west-end-guide/
チケット購入場所
- 劇場のチケット窓口
- 公式HP
- レスタースクエアのTKT(当日券を購入できます)
ライオンキング
興行収入も高く、大人気のロングラン作品です。子供から大人まで楽しめるミュージカルです。動物たちの行進のシーンは、観客席の隣を通るので、より臨場感があって一体となって楽しめます。
https://thelionking.co.uk/london/
マンマ・ミーア!
映画化もされているマンマ・ミーア。英語が多少わからなくてもABBAの有名な曲は馴染みがあり、楽しめるミュージカルです。最後には観客みんなでダンシングクイーンを合唱をするのが定番となっています。
https://mamma-mia.com/london.php
レ・ミゼラブル
日本でも帝国劇場をはじめロングランとなっている「レ・ミゼラブル」。映画化もされ、世界的に人気の作品ですね。ロンドンは1985年が初演で、最長ロングラン作品です。
約10年前に今のクイーンズシアターへと引越してきました。他に比べるとシアターが小さいため、歌が響き渡る感覚があり、より一層感動します。有名な「民衆の歌」「One Day More」などは、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
懸念点は、小ぶりなシアターのため、他シアターに比べると前後の座席間隔が狭いところです。前に大柄な方がいらっしゃると小柄な日本人からですと見にくいことがあります。
メリー・ポピンズ
ディズニー映画で有名なメリー・ポピンズですが、1900年初頭のロンドンが舞台で、当時のロンドンの雰囲気などが体感できます。俳優のほとんどがイギリス英語で演じられています。
https://www.marypoppinsonstage.co.uk/
オペラ座の怪人
今年は、初演から35年の節目の年。超ロングラン作品です。ロンドンが初演の舞台ということもあり、日本で見た方も本場ロンドンでも見たいと旅行日程に組み込む方も多いとか!?劇場は、100年以上の歴史を持つ豪華な作りです。様々な賞を受賞している豪華な演出にも注目です。
シャンデリアが落ちて火花が散る演出も大注目です。ストール席の前から7・8列目あたりが一番綺麗に見えますよ。お値段は高めの席ですが、オススメです。
https://uk.thephantomoftheopera.com/
トトロがミュージカルに!?
久石譲さんの演出でこの秋、ロンドンでスタジオジブリの有名作「となりのトトロ」がミュージカル化されます。その名も「My Neighbour TOTORO」。どのように舞台化されるのか、またイギリスで受け入れられるのか、気になるところです。
英語がいまいちの方は…
全部英語のミュージカルって楽しめるの?映画のように字幕すらないし…と思って不安な方もいらっしゃると思います。実は筆者も英語が苦手で、字幕付きの洋画ですら、意味がわからないことがほとんどです。
そのような方には、映画化されている作品は予習をおすすめします。時間があれば時代背景などもプラスしてみると良いでしょう。
ストーリーの流れや、時代背景がわかり、音楽も聴いたことがあるとなれば、英語がところどころしか聞き取れなくても、なんとなく雰囲気で楽しめてしまうものだと思います。もちろん、1から10まで完璧に理解することは難しいので、日本で見るミュージカルとは違うかもしれません。ただ、歌のレベルの高さや観客との一体感、シアターの歴史や豪華さなど、日本と違った魅力もあります。
ご興味のある方は、ぜひウエストエンドのミュージカルへ出掛けてみましょう。