【便利情報】ロンドンで電車が遅延したら一部返金ができるかも?

ロンドンの便利情報 電車が遅延したとき一部返金されるかも?

こんにちは、Sunnyです
サマータイムに突入し、日照時間も長く、お出かけが楽しくなってきた季節。車がなくても、電車やバスが多いのはロンドンの魅力ですよね。

そんなロンドンで、鉄道が遅延、キャンセルされた経験はありませんか?日本のように振り替え輸送はすぐに対応してもらえない。しかしながら、Compensationと呼ばれる保証が入る可能性があることはご存じでしょうか?

今回は私が体験した、National Rail(鉄道)を利用の遅延時に保証が受け取れるか?についてシェアしていきたいと思います。

目次

突然?遅延やキャンセルが起きるロンドン

Underground(地下鉄)のMiner Delay(小さな遅延)はよく起こるのはロンドンに住んでいると慣れている方も多いのではないでしょうか。少しくらいなら、日本でも起こりえる状況ですよね。

National Rail (鉄道)を利用した時のこと、電車が突然キャンセルされるという事態が起きました。キャンセル理由は、乗務員がいないからという、日本では考えにくい理由。
ロンドンガトウィック空港出発の旅行を予定しており、移動方法は限られるためしぶしぶ次の電車を待つことに。
あらかじめ早めにつけるように向かっていたから飛行機には間に合いました。

また別の日に、普段お出かけしないエリアに鉄道を利用して遊びに行った帰り道、突然のキャンセル。Underground(地下鉄)であれば他の駅まで歩いて別の路線に乗るということが出来ますが、他の手段がないため次の電車を待ちました。

そんな中、返金を受けられるとイギリス人のお友達から便利な情報を聞き、申請をしてみることにしました。

電車が遅延・キャンセルされた時

主に電車の遅延やキャンセルがされた際は、以下の方法で対応を行います。

事前に予定されているような運休の場合は、代替えルートを推奨されるなど対応が異なる場合がございます

最新の情報を待つ

少しの遅延などはよくあるので、駅のアナウンスや鉄道サイトのアプリ、Webサイトの情報で確認します。

Refund(返金)やCompensation (保証)を試みる

15-30分やもしくはそれ以上遅延した際は鉄道運営会社のポリシーに従い保証を請求することが出来ます。

他のルートやチケットの利用を確認する

大規模な遅延やキャンセルの場合、他の電車やバスなどが利用できる可能性もあるようです。著者は未体験のため実際の利用可否についてはわかりかねました。

Compensation (保障)の探し方

鉄道会社にもよりますが、遅延などの利用で到着時間より15分以上遅れた場合、保証対象になるものが多いようです。(2025年3月時点)

Underground(地下鉄)は明確な制度名が分かりやすいところに記載されておらず、かなり見つけづらい部分にありました。

National Rail(鉄道)の場合

鉄道会社の公式ホームページに進むと、TOPページの比較的わかりやすいところに、
「Delay Repay」「Claim Delay Repay」と直接表記されているか、「Help and Assistance」「Support」をクリックすると表示されます。

National Rail の公式サイト
Help and Assistance > Compensation and Refunds の表示あり
Southern Railwayの公式サイト
Delay Repayを選択

Underground(地下鉄)の場合

Underground(地下鉄)の場合は、TfL(ロンドン交通局)の公式サイトに記載はされていませんでした。登録しているアカウントにログイン後、紐づけしているOystercard/Contactlessカードの詳細画面に進むと、「Claim for service delay」に関する表示が見つかりました。

TfLの公式サイト
マイアカウント>各カード欄へ進む

Undergroundの場合は、他の代替え手段で対応できるケースが多いため、利用ケースは少ないかもしれません

申請期間

鉄道会社によりますが、28~30日以内の申請が必要なケースが多いです。
忘れないうちに、早めに申請をしましょう。

保証金額は?

遅れた時間チケットの種類によって一部返金・全額返金の割合が決まります。
各社公式Webサイトの該当ページ内、そのページのFAQに記載されています。
Southern RailwayのDayチケットの場合、15分以上30分未満で少なくとも25%は保証されるようです。

遅延はしたけれど、お金が少しかえってくるならラッキー

申請に必要なものは?

今回は、著者が体験したNational Rail(鉄道)のケースを参考にお伝えします。
申請はオンラインもしくは、書面で申請をします。オンラインの方が手間が省けるので便利です。
申請にあたり、以下の内容を入力する必要があります。

乗車履歴がわかるもの

乗車日、乗車時間、行先が分かるものが必要です。

ContactlessやOyster Cardで乗車した場合:
 ①Tfl(ロンドンの鉄道サイト)にWebサイトにて、事前にカードの紐づけを行います。
 ②乗車履歴が分かるレシート部分のスクリーンショットを撮ります。
紙のチケットなどで乗車した場合:
 ①紙のチケットやeチケットでの搭乗であれば、写真を撮るかPdfをそのまま保存します。

Tflのオンライン搭乗履歴の表示は、乗車日翌日以降に表示されることが多いので1日待ちましょう

個人情報

名前、メールアドレス、住所、電話番号などの情報の提供が必要です。

返金用の銀行口座番号

保証が適用された際に返金してほしい銀行口座情報が必要。Wiseなどでは試したことはありませんが、イギリスの金融機関のものが安心です。

実際に申請してみた

著者がNational Rail(鉄道)遅延の際に保証申請をしてみました。

公式サイトの保証申請欄より、乗車内容の証拠、個人情報、返金希望の銀行口座情報などを入力し申請を行います。
数日後、このようなメールが届きました。

届いたメール

保証対象「Approved」と認められ、14日以内に銀行口座に一部金額を返金してもらいました。

最新の情報は各運営会社のサイトをチェックしてみてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?日本を離れると、当たり前のように時間通りに来ていた、鉄道会社のオペレーション効率には改めて感激するところです。
地下鉄は代替えルートで済ませることが殆どなので、実際にどのくらい返金されるのかが分かりませんでした。鉄道の際は
、申請がしやすいので、その機会があれば返金リクエストしてみてもいいかもしれないですね。

以前、SallyさんがUnderground(地下鉄)の乗り方を紹介してくださっているので、こちらもお出かけの参考としてご覧くださいね。

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この記事を書いた人

2024年に国際結婚、そしてロンドンに移住してきた新米。趣味は旅行と散歩。最近ヨガを始めました。現在キャリアブレイク真っ只の中、イギリスでの暮らしにおける楽しみを探し中です。国際結婚や海外生活ならではの情報をお届けします。

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