海外に住むと日本に住んでいた時と比べて、海外旅行がググッと身近になりますよね。
私も、日本に住んでいた時には想像出来なかったほど、現在気軽に海外旅行を楽しんでいます。
特にロンドンには、ヨーロッパで最も利用者が多く、世界で最も国際線の利用者が多いヒースロー空港があります。
また、飛行機だけではなく電車(ユーロスター)でヨーロッパ各国に行ける、とっても便利な場所!
ロンドンからだと、日本からではなかなか行きにくい場所も数時間で行くことが出来ます。
ロンドンから「次の休みはどこへ行こう?」と悩まれている方必見!
今回の記事で紹介するのは、【LEGOのふるさとデンマーク】です。
デンマーク?ってどこ?と思われたそこのあなた!!
ここは、みんな大好き「LEGO」の生まれた国なんです!知ってましたか?
そして、LEGOが生まれたのは、首都コペンハーゲンから離れた「ビルン」という小さな街。
世界中の子供たち、そして大人もついつい夢中になってしまう「LEGO」。
てっきりアメリカ発祥かと思っていましたが、北欧デンマークの出身!
ここには、世界でデンマークのビルンにしかない「LEGO HOUSE(レゴハウス)」。そして、現在世界各国にもある「LEGO LAND(レゴランド)」、「LEGO HOTEL(レゴホテル)」があります。
この記事では、これら3カ所を巡った子連れ旅行記を紹介します。
正直かなりオススメです!
大人も楽しめます!
次の休みの旅先を迷われている方、是非参考にしてみてください︎




ロンドンからデンマーク・ビルンへの行き方
ロンドンからビルンまでは、直行便で約1時間半(毎日1便ヒースロー空港⇔ビルン空港間で運航中)
ということで決めた今回の旅でしたが…。
ホテルも全て予約した後に、ブリテッシュ・エアウェイズから「フライトがキャンセルになりました」のお知らせ。
「えぇーーー!!」
最初は帰りの便だけでしたが、最終的には行きの便も…泣
ひどい…。
気を取り直してトランジットで向かうことに。
結局ドイツで乗り継ぎ半日かけて、ビルンへ。
キャンセルになった理由は分からないのですが、私たちの滞在途中からLEGOランドが休園となり、帰る次の日からはLEGOハウス が休館日だったからかもしれません。
行かれる際は、LEGOハウスとLEGOランド営業日の確認を忘れずに!!休園日と休館日が多めです。
LEGOの生まれた街 ビルン
空港に着くと、早速LEGOたちがお出迎え。
LEGO好きの子供たちのテンションは爆上がり!!


空港から早速ホテルへ。
バスでも行けるのですが、キャッシュオンリーとのこと。両替していなかった(するつもりもなかった)のと、バスが来るまで30分かかる為、タクシーでホテルへ。タクシーでは、クレジットカードが使えました。
タクシーからの景色は、ロンドンとは違い、真っ直ぐのびた木が立ち並んでいました。なんだか北欧っぽい!!
そして、空もロンドンとは違う〜と思いながら、ホテルまで5分で到着!近いっ!
また、地図を確認するとわかるのですが、ビルンの街はLEGOの関連施設しかないと言っても過言ではありません。
LEGOランドの向かい側には、大型の屋内プールやちょっとしたレジャー施設も。

LEGO漬けになれる LEGO ホテル
今回は子供の希望で、LEGOホテルに宿泊!どんな感じかなぁと私もワクワク。
想像以上に、子連れのためのホテルでした!
エントランスには、LEGOで出来た巨大なドラゴンが!そして、至る所にLEGOで遊べるスペースも!!


ホテルの外には、プレイグランドもあり、お部屋の中にも遊べるLEGOが置いてあったり、ベットには子供のために小袋のLEGOのプレゼントも!!
ホテル内でも十分すぎるほど、遊ぶことが出来ました。
ホテルから徒歩で10~15分程の距離にしか、現地の方が行くようなレストランやスーパーがないため、ホテルのレストランで朝食、夕食は食べました。朝食はホテル代に含まれていて、ビュッフェスタイル。
夕食は、予約をしておくとスムーズです!子供には、子供用ビュッフェがあり、デザートにソフトクリーム付き!
そして、こんなに可愛いポテトも選ぶことが出来ました!

・デンマーク語、全く分からなかったのですが、デンマークの方たちはほぼ英語が話せるようで、コミニュケーションで困ることはなかったです。
・通貨は1DDK(デンマーククローネ)が日本円で約20円。
水のペットボトル1本500mlが25DDK(= 約500円)スーパーでも1本20DDK(=約400円)
どちらにしろ高いですね。しかし、円換算すると何も買えない、食べられないので、値段は目を細めて見ることをオススメします。

詳しくはこちらからLEGOホテル公式HP
世界で初めてできた LEGO ランド
お待ちかねのLEGOランド!
イギリス・ウィンザーにあるLEGOランドにも行ったことがありますが、園内で高低差があったり、
敷地がとても広く、歩くのに疲れてた記憶が。
しかし、ビルンのLEGOランドは高低差もなく、非常にコンパクトな園内。
私たちが訪れた時期では、開園時間の10時〜16時の間に、ほぼ全てのアトラクションに乗れました。
また、アトラクションの終わりは16時ですが、閉園は17時ということで、アトラクションに乗った後でも、慌てることなくゆっくりお土産を選べます。
LEGOランドには、LEGOホテル宿泊者専用入り口があり、移動もとても楽でしたし、
1番並んだアトラクションでも、15分ぐらい!ラッキー☆
アトラクションは、ウィンザーにもあるアトラクションもいくつか。
私的には、キャストの皆さんのユーモアや優しさがとても印象に残りました。
子供の身長を確認する棒で、大人の男性を測ってみたり、衣装の剣で子供たちに戦いを挑んできたり、なんだか茶目っけのある人が多く、なんだかほのぼの。

詳しくはこちらからビルンレゴランド公式HP

子供より大人が夢中 LEGOハウス
ここです!ここ!ここに来たかったんです!!
LEGOハウスに行ったことのある方から、1日楽しめると聞いていたので、
LEGOハウスのために時間をたっぷり1日とり、準備万端!!
場所は、ホテルからは歩いて10分ほど。途中LEGOの本社と思われる施設や、その他関連施設も。

しばらく歩くと、真っ白で巨大な建物「LEGOハウス」が見えてきます。
とりあえず大階段を駆け上がる子供たち。

LEGOハウスのチケットは、事前にネットで購入しました。
QRコードを入場口前で読み込むと、名前の入ったリストバンドが1個ずつもらえます。
このリストバンドに、LEGOハウスでのすべての記録が保存され、後ほどダウンロードすることも可能。
(LEGOハウス内で作ったLEGOの作品や動画は、各コーナーで記録に収めることができました)
私は途中までそのシステムに気が付かず、必死に色々撮影してました…。
建物に入ると中心には大迫力の巨大な木「The tree of creativity」(創造の木)。すべてLEGOで作られた巨大の木の周りには、RED、BLUE、YELLOW、GREENのゾーンがあり、各ゾーンではさまざまなコーナーが用意されていました。

各コーナーで、子供よりも大人が真剣にLEGOを楽しむ姿が見られました。思わずほっこり。
特に楽しかったコーナーをいくつかご紹介します!!
子供より大人が夢中 LEGOで花づくり
LEGOで花をつくれるコーナー。作った花は飾ることもできます。
初めて見るブロックの形も多く、少々つくりも複雑だったためか、子供より大人のほうが多く夢中になっていました。

映画監督になれる コマ撮りLEGOムービー
個人的には、一番楽しかったです。制限時間は15分。
15分の間に決められたLEGOの背景で、好きなLEGOを動かしながらコマ撮り撮影。
最後は、音楽付きで1本の動画に!
もちろん、この動画もリストバンドのQRコードからダウンロードすることが出来ます。


自分がつくったLEGOが踊りだす
自分が作ったLEGOを機械に読み込ませると、そのLEGOがノリノリで踊ってくれるコーナー。

自作のLEGOカーでレース
タイヤやハンドルなど、車を作る部品を集めたコーナー。自分で作った車を走らせることができるサーキットもありました。
どのようにしたら速く進むか、試行錯誤している子供たちが沢山いました。
そのほか、未来の乗り物を創造して作ったり、LEGOで出来たロボットを動かすコーナーや地下にはLEGOの歴史コーナーもあり、1日でも足りないぐらいのLEGO尽くしの施設でした。
最後には自分だけのお土産も!!
出口では、1人1袋ずつ2×4のLEGOブロック6個入りがお土産としてもらえます。

そして、リストバンドを専用の機械に読み込ませると、この6個のブロックを使った自分だけのLEGO組み立て図が書かれたカードがもらえるのです!

なぜ自分だけの組み立て図になるかというと、2×4LEGOブロック6個の組み立て方は、なんと!約9億(正確には915,103,765)通り!に及ぶそうです!途方もない数ですね。もし来場者が9億人を超えたらどうするのでしょうか?笑

LEGOブロックでオーダーする レストラン「ミニ・シェフ」
LEGOハウス内にあるレストラン「ミニ・シェフ」。
レストランはLEGOハウス内にありますが、LEGOハウスの入場チケットがなくても利用可能です。
ここは、LEGOブロックでオーダーをして、ロボットが渡してくれるレストラン。
まずはメニュー表を見ながら、注文のためにLEGOブロックを組み立て。
大人は、主菜、副菜1、副菜2、主食の4種類を選びます。
子供は、主菜、副菜1、主食の3種類。子供用を識別するために、黄色のブロックを追加。
子供用は、副菜2の代わりにシェフの恰好をしたLEGOがおまけでついてきました。

組み立てたLEGOブロックをテーブルにあるトレーにセットすると、画面のLEGOフィギュアが注文を読み取ってくれます。

しばらくすると・・・テーブルにある画面内で、LEGOのフィギュアたちが注文した料理を作っている映像が流れ、
LEGOの形をした大きなお弁当箱がベルトコンベアから登場。
最後は2台のロボットが、そっと優しく押してくれたお弁当箱を自分で受け取ります。

このお弁当箱、かなりの大きさで、大人でもお腹いっぱいな量。美味しい!
遊び心がいっぱいのレストランで、子供たちも大喜び☆
こちらのレストランは予約必須!わたしたちは、飛行機を予約した後、すぐにレストランの予約もしました。


詳しくはこちらからLEGOハウス公式HP
まとめ

いかがでしたでしょうか?
個人的には、LEGOハウスが本当におススメです!全世界にLEGOランドはありますが、LEGOハウスはここ「ビルン」にしかありません!また、子連れ旅行だと、子供は楽しめるけど、大人には少し物足りない場所か大人は楽しめるけど、子供にはつまらない場所も多いと思います。しかし、特にLEGOハウスは子供も大人も夢中で楽しめる場所でした!
旅行に行くと、我が家は子供たちは一人1個ずつお土産を買うのですが、今回は私も夫もお土産を買ってしまいました!
私はLEGOハウスのLEGOを購入。LEGOハウス限定品だそうです。

まだ次の旅行先が決まっていない方、是非LEGOのふるさとビルンを訪れてみるのはいかがでしょうか?
子供も大人も十分に楽しめるLEGOのふるさと【ビルン】おススメです!!
その他のおでかけ情報も、ぜひ参考にしてみてください!


