こんにちは。ロンドン在住ビギナーのさとこです!2022年12月からは夢のロンドン生活が始まるも、銀行の口座開設や賃貸契約でつまづくアレ。
追加身分証明書の準備
まず初めに、BRP(在留カード)やパスポートには住所の記載がないので現住所を証明する事が出来ないので外国人の私達が在留先で求められる身分証明とは、イギリスで息して住んでいる証明を求められる事があります。
パスポートは?BRPカードは?
当然提示を求められるのですが、更にイギリスに住んでいる追加証明として、住所が分かる光熱費などの請求書、イギリスの銀行口座などを求められる事があります
ここで、この様な証明を求められる場面とは
- 銀行口座の開設
- 賃貸契約
お分かりだろうか?イギリス生活1ヶ月目..
どこに行っても、感じる行き止まり感とムリゲー感
- (大手)銀行口座開設やってみる
- 仮住まいなのに現住所の証明を出せと言われ…
- 賃貸契約やってみる
- イギリスの銀行口座を出せと言われる…
- 銀行口座も準備が遅れ夫は初月の給料も受け取れない…
未開の地で、三十苦の刑で最初に心が折れる代表的事例である
今回はこんな私達の私は誰?ここはどこ?を一気に解決してくれたのがデジタル銀行での口座開設。
現住所の証明が不要で求められる身分証明はパスポートまたはBRPカードとイギリスの携帯電話番号だけ!
イギリスに着いたら、さっさとデジタル銀行で口座を手に入れて、賃貸契約もスムーズに、初月の給料入金もすんなり行けちゃうデジタル銀行の口座開設についてシェアしたいと思います。
- イギリス生活のスタートでつまづく契約時に必要身分証明について
- 大手銀行にはないデジタル銀行の魅力
- 筆者オススメ2社比較
- 口座の開設方法
デジタル銀行の特徴とは?何が大手銀行と違うの?
デジタル銀行とは別名チャレンジャーバンクとも言われ、銀行界のベンチャーバンク(銀行免許保有の企業)を指す。2008年の金融危機をきっかけに新しい銀行にも市場を開放する事が決定され、新しい企業にも銀行免許の取得緩和が推し進められ2014年頃からはfintech企業や既存の大手銀行のデジタル部門として新たな銀行が生まれました。
大手銀行にはない特徴
- 所得ゼロでもスムーズに開設できる(16歳以上で留学やパートナーの帯同者も口座開設が可能)
- 口座管理費用が無料
- 預金口座の最低預入金額等の制限がない0円でも口座が作れる
- 必要な書類は・BRP 在留カード・パスポート・イギリスの携帯番号だけ
- 口座開設は10分程度でスマホで完結し、実店舗へ出向く必要なし
おすすめ2社
筆者の夫の会社でも推奨されていたMonzo。初めての給与受取りのために大手銀行での口座開設に臨むも契約には現住所の証明が必要で最初の2か月は仮住まいで住所不定。夫の最初の給料の受取りはMonzoでした。 在住者や地元イギリス人に聞いても必ずデジタル銀行の代表会社として挙げられるのがMonzoです。筆者は最終的にMonzoと後に紹介するRevolutで悩みましたが、以下の理由でMonzoにしました。
- カード発行費用が無料(Revolutは£4.99)
- 周りにMonzo利用者が多い
- 英国においては銀行免許が許可されており預金保険制度がある(銀行の倒産による預金者保護制度)
旅が大好きなあなたにピッタリなのがRevolut。ヨーロッパのミレニアム世代には絶大な人気を誇るのは海外送金は29通貨に対応していて口座入金は24通貨に対応しており、日本円でも口座開設が可能。Monzoにはない魅力は以下の通りです。
- 海外送金は29通貨に対応
- 他国通貨への両替も手数料無料
- 仮想通貨と法定通貨の換金が可能
- 入金がクレジットカードで出来る
- 日本語対応!日本在住でも口座開設が可能
口座維持費 | 無料 | 無料 |
カード発行費用 | £4.99 | 無料 |
デビッドカード | 付帯 | 付帯 |
海外利用手数料 | 月1000£まで無料 | 無料 |
ATM引き出しUK国内 | 無料 | 無料 |
ATM引き出し海外 | 月5回までまたは £200/月まで 無料 以後は2% | £250/月まで無料 以後は3% |
海外送金 | 29通貨に対応 通貨により手数料は異なる https://www.revolut.com/money-transfer/ | Wiseを経由して送金 手数料の計算はこちら https://wise.com/ |
口座への入金 | 24通貨に対応 クレジットカードでの入金可能 現金、小切手での入金不可 | 口座振込、現金、小切手での入金可能(手数料あり) |
Apple pay Google pay | ○ | ○ |
コンタクトレス決済 | ○ | ○ |
英国登録銀行 | X | ○ |
預金保険制度 | X | ○ |
その他 | 日本在住者も口座開設が可能 仮想通貨にも対応 | 口座0円から開設可能 |
3.口座を開設してみよう~Monzo編~
- スマホからMonzoアプリをダウンロード
- アプリを開いてCreat an accountをクリック
- email を入力してクリックするとcheck your email.登録したemailに仮登録が届く
- Welcome to Monzoから次へ
- Which account would you like?口座の種類を選ぶ(personal accountを選択)
- Your account detail 名前、誕生日、郵便番号と現住所(仮住まいOK)、携帯番号等の入力
- About you
- ・英国民か?
- ・仕事はや職種について・控除前の所得について
- ・住宅事情について(持ち家か賃貸かなど) ・経済的援助者(夫や妻、パートナー)がいるか?
- ・最初の口座への入金はどこから来るか?(会社の給料?他行からの振込?)大体いくらくらい?
- ・Monzo銀行で使うお金は何で使われるのか?(日々の支払い?請求書の支払?)
- Verifying your identity 身分証明書(BRPカード等)の写真をアップロード
- 自分自身の顔の録画を求められるので手順に沿って行う
- Do you have US citizenship or tax residency outside of UK?アメリカ市民権保持者か?UK国外の納税者か?
- カード送付先
- 2~3日から1週間ほどで登録した住所にカードが届く
私の場合は追加資料で現在使用しているBank Statement 銀行口座の取引明細書を求められました。UAE在住時代に使っていた銀行のBank Statementがメールで届いていたので添付して、送付した後3日後くらいにカードが到着!
これで初めての賃貸契約で銀行口座もスムーズに提出できて、初月のお給料の受取りもスムーズですね!