ヨーロッパ旅行を控えているあなたへ!2025年からETIAS申請必須です!

こんにちは!ロンドンキラリのさとこです!皆さん、ご存知でしょうか?

これまで日本から・イギリスからの渡航者は今までは、ビザなしでスムーズに渡航できていましたが、

2025年からヨーロッパを訪れる際に新たに必要となるETIAS。

シェンゲンエリアへの旅行が少しだけ変わります。この記事では、ETIASについて知っておくべき情報、誰が申請が必要か、そしてシェンゲン協定の基本的な知識をわかりやすく解説します。

本記事で、万全の準備でヨーロッパ旅行を楽しんでください!

photo:https://www.etias.co.jp/countries
目次

ETIASとは?

ETIAS(エティアス)は、2025年から導入される欧州渡航情報認証制度のことです。これは、シェンゲンエリアを訪れるビザ免除国の旅行者に対して事前の渡航認証を求める制度で、EUがセキュリティの強化と管理を目的に導入します。

ETIASは、渡航者の情報を事前に審査することで安全を確保し、不法移民やテロリズムのリスクを軽減する役割を担います。

申請はオンラインで簡単に行うことができ、認証が下りると3年間有効です。その間、複数回の渡航が可能で、最大90日間の滞在が認められます。従来のビザとは異なり、迅速で簡単なプロセスが特徴です。

費用:18歳以上70歳未満の旅行者で7ユーロです。18歳未満または70歳以上の方は無料となります。

さとこ

現在2025年からと言われていますが、(2024年11月現在)申請フォームは未だ整っていないようですhttps://travel-europe.europa.eu/etias_en
最新情報や申請開始時期については、上記の公式サイトを定期的に確認してくださいね。

ETIAS申請が必要な人

2025年から、以下のような旅行者がETIASの申請対象になります:

  • 日本からの渡航者:日本はビザ免除国であり、これまでシェンゲンエリアへの渡航に際してビザが不要でしたが、2025年以降は短期旅行や観光、ビジネス目的の訪問でもETIASが必要になります。
  • イギリスからの渡航者:BrexitによりイギリスはEUおよびシェンゲンエリアから外れたため、イギリス市民もシェンゲンエリアへの短期旅行にはETIASの申請が必要になります。乗り継ぎでシェンゲンエリア内を経由する場合も、ETIASが求められます。つまりイギリスで長期在住者も必須です。

ETIASは、シェンゲンエリアに短期(90日以内)の観光、ビジネス、乗り継ぎなどの目的で訪問する、ビザ免除国の市民を対象とした制度なので、ビザ免除国である日本やイギリスからの渡航者も、渡航前にETIASを申請し、承認を受ける必要があります。

今更だけどシェンゲン協定ってなに?

シェンゲン協定は、ヨーロッパ内での自由な移動を保証するために、国境管理を撤廃することを目的に締結された協定です。シェンゲンエリアに加盟する国同士では、国境でのパスポート検査が原則的に行われず、スムーズな移動が可能です。

現在、シェンゲンエリアには29か国が加盟しており、ヨーロッパ内の移動をスムーズにするだけでなく、安全とセキュリティを確保するための共通の政策も導入しています。

なお、シェンゲンエリアはEU加盟国に限定されるわけではなく、スイスやノルウェー、アイスランド、リヒテンシュタインなどの非EU加盟国も含まれています。

さとこ

イギリスは2020年にEUを離脱(Brexit)したため、現在はEUおよびシェンゲンエリアのメンバーではありません。そのため、ETIASの申請が必要になります。乗り継ぎも必須なので忘れずに!!

「シェンゲン協定」と「欧州連合(EU)」の違いは?

シェンゲン協定は「移動の自由」、EUは「経済・政治の連携」です。混同しやすいですが、違いは以下の様に分かれています。

シェンゲン協定

シェンゲン協定は、ヨーロッパの29か国が加盟しており、これらの国々間ではパスポートコントロールなしで自由に移動できる協定が組まれてます。

欧州連合(EU)とは?

EUは、経済や政治の協力を目的とする27か国の連合体です。共通通貨ユーロが使われている国が多く、経済的な連携が強いのが特徴です。

重要なのは、シェンゲン協定とEUは別のものであること。例えば、ノルウェーやスイスはシェンゲン圏内ですが、EUには加盟していません。逆に、アイルランドはEUに加盟していますが、シェンゲン協定には参加していません。

[イギリス在住者向けの注意点]
イギリスはEUから離脱し、シェンゲン協定にも参加していないため、ヨーロッパ旅行時には入国管理が必要です。シェンゲン圏内を旅行する際は、訪問する国ごとにビザが必要かどうか確認しましょう。

結局どこの国に行く時にETIASが必要?


ETIASが必要となるのは、シェンゲンエリアに加盟している29か国です。以下がその国々です

  1. オーストリア
  2. ベルギー
  3. チェコ共和国
  4. デンマーク
  5. エストニア
  6. フィンランド
  7. フランス
  8. ドイツ
  9. ギリシャ
  10. ハンガリー
  11. アイスランド
  12. イタリア
  13. ラトビア
  14. リトアニア
  15. ルクセンブルク
  16. マルタ
  17. オランダ
  18. ノルウェー
  19. ポーランド
  20. ポルトガル
  21. スロバキア
  22. スロベニア
  23. スペイン
  24. スウェーデン
  25. スイス
  26. リヒテンシュタイン
  27. クロアチア(2023年にシェンゲンエリアに加盟)
  28. キプロス(加盟予定)
  29. ルーマニアとブルガリア(加盟予定)

これらの国々に訪問する際には、ETIASの申請が必須となります。

さとこ

何度も言いますが、乗り継ぎを含めた短期旅行や観光目的の渡航でもETIASが必要になるため、旅行前の準備を怠らないようにしましょう。

まとめ

冒頭でも記載しましたが、2025年からと発表はあるものの、申請フォームは未だ整っていない様です。

欧州連合の公式ページにて随時最新情報が更新されますので、必ず確認して公式ページから申請を行ってくださいね。

New requirements to travel to Eu...
ETIAS Official EU website on ETIAS, the new travel authorisation for visa-exempt travellers to enter 30 European countries.

2025年から導入されるETIASにより、シェンゲンエリアに訪れる際の手続きが少し変わります。

安心して旅を楽しむために、事前にETIASの最新情報の確認・申請し、万全な準備を整えておきましょう。

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この記事を書いた人

雨が一年に数回も降らない砂漠地帯のUAEから雨の国イギリスへ移住して早半年目。夫の国の選択センスに疑問を抱きながらも、イギリスの街のどこを切り取っても美しい街並みと自然を満喫中です。駐在における悩みや国際結婚、文化の違いを楽しくお届けします!

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