ロンドンに住んでいたら、絶対行きたい国上位に入るフランス!
パリまでだったら、ユーロスターでも飛行機でも数時間で行くことができ、日帰りでも楽しめてしまう国です。
これから行くことを予定している人も、既に何度も行った人もいると思います。
今回の記事では、フランスでのセール「Soldes」(ソルド)について、
そして、お買い物をもっと楽しめてしまうフランス語を紹介します!
フランスでは、パリでも地方でもたいてい英語が通じるので、
フランスに来ているけどフランス語は話さず終わってしまった…。
なんてことないでしょうか?
必死にその国の言語で話すことで生まれる交流もあります!
少しでもフランス語を話すとお店の対応も少し良くなるかも?しれません。(私も経験ありw)


フランスのソルドは「政府公認」の公式セール
年に2回・各4週間、法で定められた期間(冬と夏)に開催されます。
期間外に「soldes」(ソルド)と名乗ったセールをすると、罰金などのペナルティ対象に。

Soldes(ソルド)はただのセールではなく、
法律によって厳しく決められた条件もあります
条件①対象商品は1か月以上前から在庫されているもの
ソルド対象となるのは、「開始日より1か月以上前から仕入・販売されていた商品」に限られ、新作や直前仕入れ商品は対象外。
条件②価格の表示の透明性が必要
割引前の「直近30日間の最低価格」と比較した値引き率の表示が義務付けられています。
期間中にわざと価格を上げて割引率を見せかけることや、偽装バーゲンは禁止。
条件③赤字(仕入れ価格以下)での販売が可能
在庫処分の目的に限り、「売値<仕入値」であっても法律で認められています。



これらの条件に違反すると、罰金の可能性あり!!
フランスのソルドは「商戦」ではなく、法律で細かく定められた制度的セール。
期間や対象、表示ルールを守ることが事業者に求められ、消費者も安心して買い物できる仕組みになっています!
現在ソルド開催中!
今年の夏のソルドは、2025年6月25日(水)8時〜7月22日(火)まで開催中
※コルシカは7月9日〜8月5日など、地域によって期間が異なります。
「démarques(段階的値下げ)」進行中
ソルド期間中は数段階に分けて値引きが進みます。
ただし、後半になると人気商品は売り切れのリスク大!!
初日(25日)は30〜40%の割引。
その後1週間ごとに「第2ステージ、第3ステージ」とさらに値下げが入り、最大70%以上になることも。
ソルド攻略法
- 購入計画を事前に立てておく
- 欲しい商品をリストアップし、初日か終盤で買う決断をすると◎
- 欲しい商品をリストアップし、初日か終盤で買う決断をすると◎
- 混雑を避けるなら朝や平日が狙い目
- 週末昼間よりも人混みが少なく、ゆったり選べる傾向あり
- 週末昼間よりも人混みが少なく、ゆったり選べる傾向あり
- 在庫・サイズの争奪戦に注意!
- 小さなサイズや個数限定商品は、早い段階で売り切れが多いです






日帰り旅 ユーロスターでフランスまで


所要時間・運賃とタイムスケジュール
- ロンドン(St Pancras)〜パリ(Gare du Nord)間、片道約2時間15分
- 安いチケットなら片道約£42。
- 列車は平日に最大15便、金曜は19便運行(そのうち9〜13本が直通)
日帰り旅行実践アドバイス
① 朝イチの便と最終便を活用するのが◎
例:6:30発→9:00着、19:00〜20:00発最終便で21:30~22:30に戻るプランが定番。
② 朝6時前にはSt Pancrasに到着し、チェックイン・入国審査を済ませましょう!
③ ロンドンとパリは時差+1時間。到着時間・帰路時間には注意。
④ 液体やお土産の荷物の持ち込み制限なし。
【初心者向け厳選4選】フランス語で買い物しよう!
色々な単語を並べても、覚えるのが大変ですし、慣れていない言葉だと即座に出てきませんよね。
私も一生懸命覚えても、長いフレーズはなかなか使えるようになりませんでした。
ということで、「簡単すぎない?」と思われる方もいるかもしれませんが、
本記事では、厳選4フレーズとセールに関係する単語を紹介します!
「サイズがあるか?」「在庫があるか?」等の細かい質問も必要な時があると思いますが、
例えその質問文をフランス語で言えたとしても、
返答のフランス語を聞き取る事が至難の業!!
ここで紹介する言葉以外は、割り切って英語でのコミュニケーションをお勧めします!
まずは、この4フレーズがスムーズに言えれば◎
店員さんの対応も良くなること間違いありません!
その1 店員さんが気が付いてくれるまでBonJour!


目があったらBonjour!
目が合わなかったら、目を合わせてBonjour!
どこの国でもですが、フランスであいさつはとても大切
お店に入ったら、必ず「Bonjour!」と言いましょう!
日本だとお店にはいっても、あまり挨拶しないですよね?
でも、フランスではマストです!
挨拶しないと、店員さんになんて失礼な人だと思われ、相手にしてもらえないことも・・。
フランス語で「ぼん・じゅーる」の「る」はほとんど発音しません。
喉の奥を鳴らすような音なのですが、これは難しいので
正しく発音することは諦めて「ぼんじゅー」と元気に挨拶しましょう!伝わります!
その2 欲しい物があるときは、S’il vous plaît(しる・ぶ・ぷれ)で乗り切ろう
「これを下さい」と言う時、「Could I have ~?」とイギリス英語でも言うように、
フランス語でも丁寧な言い方はありますが、今回は簡単かつ覚えやすいフレーズを紹介します。
「以上ですか?」の意味で、「Ce sera tout ?」(す・すは・とぅ)と聞かれるので、
「以上です」の意味の「C’est tout」(せ・とぅ)と言いましょう!
その3 別れの挨拶も「Merci」で


ご存じの方も多いと思いますが、「ありがとう」は「Merci」(めるしー)です。
お店を出る時、スーパーで買い物した時もとりあえず「Merci」(めるしー)
「Merci」と言うと「je vous’en pris」(じゅぶぞんぷり)とか「De rien」(どぅりぃあん)とか言われます。
これは、「どういてしまして」という意味。
お会計をしていると、海外の店員さんってお喋りな方多いですよね。
イギリスでも「Have a nice day」とか、店員さんに言われることが多いと思いますが、
フランスでも別れ際のあいさつは盛り沢山
「Merci Bonne Journee Au revoir!」
(めるしー・ぼんじょるね・おふぼあー)
日本語に訳すと「ありがとう、良い一日を、さようなら」
(たぶんこのフレーズ聞き取るの大変なので)別れ際に何か言われた時に対する返事も「Merci!」で初心者はOK
その4 様々な場面で役に立つ「Excusez-moi」(えくすきゅーぜ・もあ)
英語での「Excuse me」はフランス語で「Excusez moi」(えくすきゅーぜ・もあ)
・店員さんを呼ぶ時の「すみません」
・ちょっと横を通してくださいの「すみません」
・カジュアルな謝罪の「すみません」
様々な場面で使えます!
番外編 セールで目にするフランス語単語集
お店に行ってもどれがセール品か分からない、表示が分からないという時には、こちらの単語集を参考にしてみてください。
フランス語 | 日本語 |
cabine d’essayage | 試着室 |
caisse | レジ |
ticket de caisse | レシート |
panier | 買い物かご |
étiquette | 値札 |
réduction | 値引き、ディスカウント |
jusqu’à -〇〇% | 最大〇〇% |
prix réduit / nouveau prix | 割引後価格 |
2ᵉ démarque | 第二段階値下げ |
さいごに
いかがでしたでしょうか?
今回のソルドに間に合わなかった方も、安心してください!
冬のソルドがまたやってきます!
ぜひこの機会に、一度はフランスで本物のソルドを体験してみてください。
フランス語を使うことで、ショッピングも更に楽しくなるはずです!