今回は周りからもよく聞かれる「駐在妻ってどんな風に過ごしてる?」という事について書いてみようと思います。
仕事や子供の有無によって、一人ひとり過ごし方は異なると思いますが、
仕事なし、子なし駐在妻の私が心地よかった過ごし方をお届けします。
個人個人で快適さの感じ方や何に価値を置くかは違いますので、
参考程度にお読みいただければ嬉しいです。
朝、決まった時間に起きる
日本にいた頃、会社員だった私は平日毎日決まった時間に起き、ほぼ決まったルーティンで出社していました。
イギリスに来て、仕事もしておらず、子供の送迎はなし、朝ごはんは適当に済ませているので、
夫には申し訳ないですが、朝寝坊をしようと思えばいくらでもできます。
特に冬は朝8時頃まで暗いので、起きるのが辛いです。
でも、なるべく夫に合わせて朝暗くても起きるように心掛けていました。
そうでないと、どんどん遅寝遅起きの生活になり、なんとなく1日を無駄に過ごしている感じがしたので、自分の中で決めて実践していました。
もちろん、二度寝をしたり、朝寝坊できるのが今のうちの特権と割り切って生活している方もいますので、
自分が何に幸せを感じるかだと思います。
メイクをする
イギリスにいると様々な人種の方がいるためか、メイクをしていなくても服装も適当でも気になりません。
また、日中誰かと約束がないとメイクをする気にもならないのですが、
個人的には洗面台で鏡を見るたびに顔色が悪い、眉毛の薄い自分を見るとテンションが下がるので、
誰かに会う約束がなくても、軽くメイクはしていました。
メイクをすると気分もピシッとする感じがします。
雨が降っていなければ、朝散歩
精神科医、樺沢先生が推奨している「朝散歩」。
朝、日光を浴びる事によって、セロトニンが分泌され、日を浴びた15時間後くらいに眠気が起き、質の良い睡眠が取れるのだとか。
会社に出勤していれば、通勤が朝散歩代わりになるのですが、
特に毎日行く場所もない私は、雨が降っていなければ、起きたら曇りでも散歩に行くということを日課にしていました。
家にいようと思えばいつまででもいられるタイプなので、運動不足解消も兼ねています。
歩きながら考えるとアイディアが浮かんできたり、気分転換にもなるので、オススメです。
好きな音楽を聴きながら歩くのもいいですね。
キッチンに立つのは1日1回
料理好きな方はキッチンに立つことがストレス解消になったりするかもしれませんが、
私は毎日料理をするのって苦痛でしかないです、、(笑)
時々、気分が乗った時に食べたい物を作る程度なら好きですが、
義務のように毎日同じことを繰り返して、
作るのに時間がかかった割に、食べたら一瞬でなくなってしまう、、おいしいけれど、なんだかコスパが悪いような、、けっこう疲れてしまうタイプです。
日本の安くて美味しい、栄養バランスの取れた定食屋さんがどれほど恋しくなったことか。
でも、物価高のイギリスで毎日外食はできないし、やはりご飯を作るしかないのループ。
そこで、少しでもキッチンに立つ時間を減らそうと、キッチンに立つのは1日1回までと決めました。
そのために、3日分くらいの食事をまとめて作る日を週2回作り、
一気に副菜を作ったり、メインの下味を付けたり、冷凍したりします。
そうするとお肉を焼くだけ、スープを温めるだけ、切ってある野菜を鍋に入れて味をつけるだけとか、
なんとか1日1回キッチンに立てば、昼と夜ご飯が完成します。
あとは、オーブンとか電子レンジを駆使して、温かい食べ物は直前で温めるくらいです。
湯船に浸かる
イギリスに来てバスタブはあるものの、洗い場がないので、渡英当初はシャワーのみで過ごしていました。
ただ、肩凝りや冷え性持ちの私は、お湯に浸かったほうがいいなと思い、
バスタブで体を洗う前にお風呂に浸かり、そのあとお湯を流しながら、体を洗うという流れにしました。
好きな入浴剤を入れて、ポカポカしながら眠ると安眠もできます。
楽しみな予定を先々に入れる
友達との外食や買い物、習い事、読書や勉強、家族旅行など
自分がワクワクするような事柄を前もって計画して、どんどんスケジュールに入れていくこと。
働いていた頃はOutlookに予定がパンパンで隙間時間が欲しいくらいだったのですが、
駐在妻になってから、予定は待っていても埋まることは少ないなと感じました。
仕事をされていたり、お子様の行事関連など忙しくされている方もいらっしゃると思いますが、
私は暇でした(笑)
なので、何かしら自分で予定を入れないとメリハリがなくなります。
ただ、仕事でもないのに嫌な予定を入れるって気が進まない、、
だから、自分がワクワクすること、少しでも興味のあることを先々の予定に埋めていくと、なんだか楽しかったです。
在宅でできる仕事をする
現地で働けるほどの英語力がない私は、
クラウドワークスで海外在住者OKの在宅ワークを時々請け負っていました。
バイマやebay出品の手伝いや、海外在住だとバイヤーの話も来たりします。
また、日本とのやりとりが少なめで、時差が9時間あっても大丈夫な会社の事務などの募集もあります。
私は希望した仕事が採用関係だったので、日本とのやり取りが多く発生し、時差の関係で諦めた過去もありますが、
あまり日本時間は関係ない業務、納期に余裕のある業務などはイギリスにいてもできるかなと思います。
配偶者の会社が就労を禁止していないのであれば、
日本からのリモートワークを探すというのも
コロナ禍を経て、ひとつの選択肢になってきているように思います。
最後に
いかがでしたでしょうか。
些細なことかもしれませんが、私の快適な過ごし方です。
ここに至るまで、落ち込んだり、生活に慣れるのに精一杯の時期もありました。
でも、そんな自分も今では良い思い出です。
これから渡英される方、駐在妻になる方、
自分が自分らしくいられるように、
焦らずマイペースに
我が道を進んでいってほしいなと思います。
応援しています。