こんにちは。London Kirari Projectのサトコです。昨年の冬に渡英して来て最初に驚いたのは「水が肌に合わない」です。
以前はテカテカオイリー肌だった私のお肌も一気に砂漠化カサカサ肌へ。
日本から持ってきた洗顔料から基礎化粧品全てが合わないと感じるようになりました。
という事で今回はイギリス在住者必見!肌荒れ対策!冬の乾燥対策編をお届けします。
また後半のスペシャルケア編では日本皮膚科学会認定専門医の於保先生によるイギリスでもできる医療美容について最新情報をシェアしたいと思いますので最後まで読んでいってくださいね。
- 渡英してから肌の調子が悪い(乾燥や吹き出物やシミ)
- 硬水によるお肌トラブル
- 東洋人にも合う基礎化粧品が見つからない
- 専門的な美容医療が出来る所を探している
- 日本人のお肌に合う医療美容がしたい
週何回シャワーするの?水質とお肌の関係
硬水はお肌の敵?!
日本から渡英した日本人が最初に洗礼を受けるのがイギリスの硬水と言っても過言ではないと思う硬水問題。
お肌や髪の毛だけではなく洗濯物まで洗い上がりが日本とは異なると感じませんか?
イギリスに来てから肌から髪の毛まで全身パサパサになりました。今まではオイリー肌だったのに、一気に全身カサカサになりました。なぜでしょう?
また、一般的に推奨されるシャワーの回数はあるのでしょうか?
確かに日本から沢山持ってきた洗顔料は全く泡立ちませんでした。トホホ…
私自身もシャワーヘッドを変更してから劇的に肌荒れが落ち着いたと実感しました。
我が家で使用中のオススメのフィルターシャワーヘッドのリンクを張っておきます。
お風呂上がりのお手入れはセラミド
水質改善が出来たら次はお風呂上がりのお手入れです。お風呂上りに出来るだけ早めに全身の保湿をします。
こちらも日本から持ってきた香りの良いブランド物の高級ボディクリームは何の役にも立ちませんでした
Body&Face Milk Lightweight Moisturiser for Sensitive Skin
セラミド配合のキュレル イギリスでも人気です。
CeraVe Moisturising Lotion for Dry
Ceraveもセラミド配合どんな薬局やコスメショップにも置いてあります。
化粧水が見つからない?日本と英国の基礎化粧品の常識の違い
イギリスの基礎化粧品と日本の基礎化粧品の常識の違い
Bootsや化粧品売り場に行ってもあまり、化粧水の商品が少ない気がします。ネットで「Toner Lotion」で探してもメイク落としローションやクリームが出てきますし・・・
日本でも見かけるデパコス系ブランドもある意味私たちに馴染みがあって安心商品ですよね。私はBootsなどでは化粧水が良いのが見つからなかったので、エスティーローダの化粧水を使っています。クラランスやエスティーローダなどのブランドはBootsなど薬局系店舗よりもアウトレットモール(ビスタービレッジやO2アウトレットモールなど)にあるコスメショップでほぼ常時割引価格で置いているので定価以下で日本より安く購入出来る時がありますのでオススメです。
スペシャルケア
ここからは昨今の日本では気軽に受けられる医療美容について専門的に伺いたいと思います。私自身も以前住んでいたアブダビでも医療美容にはお世話になっていましたがアブダビでは治療が強すぎてかえって悪化した経験もあり、ロンドンでは美容医療には慎重になっています。
日本と海外では人種によって肌質が異なるので海外で肌治療を医療に頼る時は東洋人の肌質をよく理解している医師や病院選びが必要になります。本来、日本では医師しか扱えないレーザー治療などもイギリスでは医師免許がなくても扱えるのでビューティーサロンなどのエスティシャンが施術している所が多いですが医学的知識がある人による施術をお勧めします。
レーザー治療、ピーリング、ボトックスなど美容医療になると急にハードルが高くなる気がする方も多いと思います。
そうですね。無理に美容医療に行かないと!と思う必要はないと思いますが、きちんとした医学知識があるクリニックのアドバイスと、ご予算内で出来る事をするのが、一番大切です。でもまずは皆さんにスキンケアの階段を理解して欲しいなと思います。
スキンケアの階段
第一段階目 ベーシックスキンケア(保湿と日焼け止め)
まず第一段階目のベーシックスキンケアは保湿と日焼け止めです。これをやらずに2段階目以上のアドバンスケアや美容医療をしても無駄な課金を続けているだけといっても過言ではないと思います。雨や曇りが多いイギリスですが、お天気にかかわらず自宅にいる日でも毎日日焼け止めをして、保湿をしっかりする事が基本の基になります。
日本ではオイリー肌だったのでそれに合わせた日焼け止めを持ってきましたがこちらの環境ではどうも乾燥が気になり始めて保湿が高いものに変更。海外日本関わらずどこでも手に入るLa Roche-Posayは優秀だと思いました。後は日本のビオレもプチプラで一時帰国の時にマスト買いでオススメです。
La Roche-Posay Effaclar Duo [+] SPF 30, 40ml
19£~25£前後でAmazon、Bootsなどで販売しています。
Biore Kao Aqua Rich Watery Essence Sunblock Sunscreen Sun Cream
SPF 50+ PA++++ UVA Protection
13£~15£前後でAmazonなどネットショップで販売しています。
第二段目 アドバンススキンケア(角質ケア)
次にレチノール含有商品が豊富なゼオスキンやリビジョンスキンケアが第二段目ですね。私も3年前にゼオスキンのハイドロキノン配合のミラミンとトレチノイン併用したホームケアを2か月間使用したことがありますが、ホームケアの想像を超える角質ケアで驚きました。お風呂上りに角質が落ちた後、驚くほどツルピカになりお肌の色もワントーン以上に明るくなりました。本来はもっと長く(3ヶ月、4か月)治療しますが、2か月でギブアップしました。(以下写真は2020年の4月から6月までゼオスキンを使用した時の記録です)
ゼオスキンのハイドロキノンとトレチノインを使用したホームケアはかなり激しめですよね。こちらのラインは医師処方になります。お肌の角質もかなり剥けたり赤みが出るので、クリニックでのコンサルテーションが必要になります。当院ではリビジョンスキンケアを扱っています。よりマイルドでダウンタイムもないのでゼオスキンで途中挫折した方にはお勧めですよ。また海外生活で中々美容医療までは手が届かなくても今はレチノールを使用したホームケアでも毛穴やシミのケアが出来るのでオススメです。
第三段階目 美容医療(レーザーやIPL・ピーリング・ボットクス)
第三段階目が美容医療ですね。医療的な美肌治療はとにかく沢山SNSでも見かけます。まずは何から始めたらいいでしょうか?
個人差がありますが、30代40代のお肌なのお悩みで多いのは肌荒れ、くすみ、シミ、肝斑、毛穴のたるみなどがあげられます。開始時は3回から5回毎月治療を行いその後は時々メンテナンスして頂く事が大切です。
今回私もトライアルさせて頂いたIPL治療ですが、ルミナス社の機器は日本の美容皮膚科でも多くの医院が取り入れています。レーザーやIPL治療のトラブルでよく聞くのが肝斑が更に濃くなってしまったなどです。
シミには複数の種類がありレーザーやIPL治療もそれぞれのシミに合った治療が必要となります。施術者や医師が患者さんのシミがどのタイプなのかきちんと判断できる事が大切です。イギリスでは医師免許がなくてもレーザー治療の施術が可能なのですが、医療知識のあるクリニックの元治療を行うことをお勧めします。
シミやそばかす、赤ら顔などあらゆるタイプのシミに対応したIPL機器です。
いざ!IPL施術をしてみての感想
- 施術はゴムで弾かれるような軽い痛みがあり強い光が照射毎に眩しさを感じますが心配するほどではないです。また目を保護するアイガードをして施術します。
- 施術が終わったらすぐにお化粧をする事ができダウンタイムもありませんでした。
- 施術の日の夜くらいから乾燥やツッパリを感じます。於保先生にもよくよく保湿をしておくよう指示がありましたのでこの日から数日は特にシートマスクとたっぷりクリームなどで保湿に気を付けました。
- 元々大きなシミはなかったのですがお肌にハリ感と気になっていたクスミは改善したと実感しました。
美容医療で勘違いしがちなのが一回で治す、治したいと思う所かなと思います。美容医療は費用も手間も掛かるのでなるべく一回で終わらせたいところですが・・
そうですね。ですが第三段階目も第一段階目、第二段階目と同様に継続こそが大切になるので、費用や通う手間などは最初からハードルを上げずに出来る範囲をクリニックと相談して細く長く続ける事が大切です。美容院のような感覚で、肌も定期的にメンテナンスしていただけたらと思います。
肌管理や治療はまさに塵ツモな将来投資だと思っています。毎日の基本の保湿と日焼け止めや角質ケアをしっかり。毎月でなくても予算に合わせて定期的な美容医療によるメンテナンスが大切だと感じました。さらに詳しくは先生のDR MAKI AESTHETIC CLINICで日本語で日本人のお肌に熟知したクリニックにお問い合わせ下さい!先生今日はありがとうございました!