みなさんこんにちは!
イングランドにはオックスフォード、コッツウォルズ、ストーンヘンジ、バースなど、主要な見どころがたくさんありますよね。今回はそれらの街を含めながら、主要な観光地以外にも注目!
ロンドンから1~2時間程度で行ける場所に限定した15選と、もう少し足を伸ばしたら行くことのできる場所を2つを紹介していこうと思います!
ロンドンから日帰り旅できる街15選
1:ライ(Rye)
中世の面影を残す絵のような街、ライ(Rye)。
この街に魅了され多数の作家や芸術家も住んだと言われており、イングランドの可愛い街として必ず名前が挙がる観光地です。のんびりと歩きながら、アンティークショップめぐりや趣あるティールームでクリームティーを楽しんでみては。
石畳の異国感ある可愛らしい街並みに癒されること間違いなしです!
2:ブリストル(Bristol)
イングランド南西部の街で人気の観光地のひとつ、Bristol。
シンボルとも言えるClifton Suspension Bridgeは迫力があり、一度はみるべきスポットです。電車で行く場合は乗り換えも必要なく、わりとと本数が多いのも嬉しいポイント。
またブリストルを訪れたなら、”バンクシー巡り”もおすすめ。
匿名アーティストとして知られるバンクシーは実はブリストル出身で1990年代から故郷のブリストルで活動を始め、ブリストルでは彼の初期の作品をたくさん見ることができます。
火災報知器をイヤリングに見立て描かれた耳飾りの少女(Banksy’s The Girl With Pearl Earring)や壁にぶら下がる男性の作品等(Banksy’s Well Hung Lover)、Googleマップで検索すれば場所が示されるので街を散策しながらバンクシー巡りも楽しんでみてくださいね!
3:バース(Bath)
街全体が世界遺産として登録されているBath。
イギリスで唯一温泉のある場所として知られるバースは日帰り旅にとても人気の行き先です。古代ローマの大浴場の様子が見学できるRoman Bathをはじめ、長いカーブを描くような建造物のサーカスやロイヤルクレセントはバースのエレガントさを感じさせます。
また個人的におすすめなのはAlexandra Parkからの眺め。小高い場所にあり、美しい街並みが一望できるビュースポットです。夕暮れ時などを狙って美しい風景に癒されてみてはいかがでしょうか。
4:オックスフォード(Oxford)
オックスフォードはロンドンから列車で約1時間、イギリスで一番古い大学の街として知られています。
40余りのカレッジが集まり、特にクライストチャーチはハリーポッターのロケ地としても有名です。世界観そのままの雰囲気をどっぷり味わえるのでハリポタファンにはたまらない空間でしょう。
若者が多く活気があり、中世の建物も多く残る街並みにロンドンとはまた一味違ったイギリスを感じることができますよ!
5:ケンブリッジ(Cambridge)
ケンブリッジはイングランド東部に位置している街で、オックスフォード同様大学都市として知られています。街を流れるケム川にはいくつも橋がかかり、緑の多さと歴史ある街並みにどこか知的な雰囲気を感じることができるでしょう。
ケンブリッジという都市名の由来は、「ケム川にかかる橋」という意味なんだって
またケンブリッジに来たらぜひしてほしいのはパンティング。パントと呼ばれる平底の手漕ぎボートに乗ってケム川を川下りすることができます。
自身で漕ぐこともできますし、ガイドさんに漕いでもらいながらゆっくりと街を堪能することもできますよ。
アトラクション感覚があり、お子連れでも楽しめるのでおすすめです!
6:カンタベリー(Canterbury)
カンタベリーは、イギリスの南東部に位置する街。カンタベリーは美しい街並みと風景で知られており「リトルベニス」とも呼ばれています。
世界遺産に登録されているカンタベリー大聖堂は必見。イギリス国教会の総本山であり、地域の信者や巡礼者はもちろんのこと、世界中からたくさんの観光客が訪れます。
7:コッツウォルズ(Cotswolds)
コッツウォルズとは丘陵地帯とはちみつ色の石造りの家並みが続く田園地帯。コッツウォルズという地名は「羊の丘」という意味があり、古くから羊毛の交易で栄えてきました。
”イギリスで最も美しい街”と称されるバイブリーや街を流れる川が美しいボートン・オン・ザ・ウォーター、また絵本のような茅葺き屋根が連なるチッピングカムデンなど見どころある街が点在。
マナーハウスに泊まったり、庭園を見たり、フットパスを歩いたりと季節や過ごし方によっていろいろな楽しみ方ができますよ!
8:マーロウ(Marlow)
テムズ川沿いの景色が美しい街マーロウ。ロンドンから約1時間、気軽に訪れることができます。小さい街ながら、ミシュラン2つ星を獲得したパブ(The Hand and Flowers)があり、美食の街としても知られています。テムズ川を眺めながら、日々の疲れを癒してみてはいかがでしょうか。
9:ヘンリー・オン・テムズ(Henly-on-Thames)
イギリスの夏の風物詩、Henly Royal Regattaと呼ばれるボートレースが開催される地として有名です。
2023年は6月27日(火)から7月2日(日)に開催される予定で、チケットも公式ページから入手することができますよ!
「ちょっと違った夏の過ごし方をしてみたい」という方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
Royal Regatta公式ページ:https://www.hrr.co.uk/
ヘンリーロイヤルレガッタは、ウインブルドン(テニス)、ロイヤルアスコット(競馬)、全英オープン(ゴルフ)と並ぶ、夏のスポーツ界・社交界最大のイベントとされてるよ!
10:マーゲイトとラムズゲート(Margate/Ramsgate)
春から夏にかけてぜひ訪れたいのはイングランド南東部の海の街、マルゲートとラムズゲート。
ブライトンやヘイスティングスなどの南部は砂利ビーチが多いのに比べ、こちらは砂浜です。(海好きさんには嬉しいポイントですよね!)
リゾート地のようなヨットハーバーも魅力で、新鮮な牡蠣も食べることができます。
また時間に余裕があればマーゲイトとラムズゲート、両方訪れることも可能です。
11:セント・オールバンズ(St Albans)
St Pancrasから北へわずか30分、歴史溢れる街St Albans。あらゆる時代の建物や遺跡が残されています。
イングランド最古とも言われるパブ(Ye Olde Fighting Cocks)や15世紀のクロックタワー、大聖堂が有名です。
12:シェア(Shere)
GuildfordとDorkingの中間、絵のように美しい南東の街Shere。
小さい街ながらブリジットジョーンズやホリデーなど、様々な映画のロケ地として有名です。イギリスの田舎街を象徴するような、かわいい街並みが好きな方におすすめです。
13:ストラトフォード・アポン・エイボン(Stratford -upon-Avon)
ロンドンから北西、バーミンガム手前の街Stratford-upon-Avon。この街は、シェイクスピア生誕の地として有名で、実際の生家やその他にもシェイクスピアにまつわる施設が多数あります。都市ながら、チューダー建築など歴史も感じられる人気の観光地です。
14:ウィンチェスター(Winchester)
歴史の古い街ウィンチェスター。大聖堂は7世紀頃に建てられ、ヨーロッパで最も大きい大聖堂の一つと言われています。
女王エリザベス2世 の治世を描いたドラマで有名なThe Crownや映画ダヴィンチコードなどの映画も撮影されました。
ウィンチェスターから北に行くとドラマDownton Abbeyのロケ地Highclere Castle、東に行ったところにあるWatercress Lineはトーマス号などの蒸気機関車が走り、ハリーポッターに登場するキングスクロス駅の橋が移設されたことでも知られています。
15:アランデル(Arundel)
中世の雰囲気が残る南部の街Arundel。Arundel城の歴史は11世紀に始まり、ゴシック様式でビクトリア朝の偉大な作品のひとつとされ、その壮大さに圧倒されます。
また街にはアラン川が流れており、川を眺めながらランチやティータイムも楽しめますよ。
もう少し足を伸ばして行くなら?
ジェラシックコースト(Jurassic Coast)
ユネスコ世界遺産に登録されているジュラシックコースト。ドーセット州からデヴォン州東部まで延びる海岸線一帯のことをそう呼び、このエリアでは2億5000万年前に形成された地層が見られます。
有名な観光スポットとしてはゴジラ岩と呼ばれるDurdle Doorの天然橋。小型のアンモナイトの化石採集が楽しめるチャーマスビーチは子連れにもおすすめで、そのもう少し先にあるライムレジスでは大型アンモナイトの化石も見つけることができますよ!
セントマイケルズマウント(St Michael’s Mount)
イングランドのコーンウォール地方にあるセントマイケルズマウント(St Michael’s Mount)。イギリスのモンサンミッシェルと呼ばれ、島の上にはベネディクト派の修道院やお城が建っています。
潮の満ち引きで島になったり陸続きになったりとその変化が面白く、神秘的で自然たっぷりの場所です。
まとめ
今回はイングランドの誰もが知る観光地以外にも、気軽に行ける街を紹介しました。
ロンドンから少し足を伸ばせば、中世の雰囲気が漂う可愛らしい街並みや、歴史の趣を感じる場所、のどかで牧歌的なイギリスを感じることのできる場所、海を感じる場所とさまざまなイギリスを知ることができます。
海外旅行も魅力ですが、ぜひイングランドをこの機会に楽しんでみてくださいね!
いつもと違った雰囲気に驚き、イギリスがもっと好きになるかもしれません。
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