そこで、同じことを悩み、日本からイギリスへ引越し、生活を送っているきらりメンバーがご紹介する
【日本から持ってきて(持ってくれば)よかったもの】
大好評シリーズ第2弾!
今回は『日用品・電子機器編』をお届けします。
【日本から持ってきて(持ってくれば)よかったもの】シリーズ
★『キッチン・食品編』はこちら
★『衣料品・健康関連用品・レジャー用品編』はこちら
★『子ども用品・文房具編』はこちら
生活空間を快適なものにしたいという思いはあるけれど、イギリスの家って日本とどう違うのかわからず、何を揃えたらいいのか悩むと思います。
様々な生活スタイルを持つきらりメンバーがたくさんアイテムを挙げてみました。
これからイギリスへの引越しを控えていらっしゃる方のご参考になればうれしいです。
衛生用品・バスルーム用品・トイレ用品
アイテム名 | きらりメンバーコメント | 英国入手 |
歯ブラシ・デンタルフロス | ◆英国でも購入可能だが、ヘッドが大きく、ブラシも硬めで、非常に磨きづらい。 ◆納得する使用感を得られるフロスを見つけられない。 ※特にこだわりがなければ英国でももちろん購入可能。 | ○ |
マスク(使い捨て) | ◆高機能なものや、肌触りが良いもの、色・形など、とにかく選択肢が多く、価格も安い。 ◆英国でも花粉症になるので大量に必要。 ※今やもちろん英国でも購入可能だが、選択肢・価格の面においては圧倒的に日本で購入する方が良い。 | ○ |
洗濯ネット・ 洗濯ピンチハンガー | ◆(ネット)英国でも購入可能(”Laundry Bag”)だが、日本の方が種類(下着用、セーター用など)やサイズ展開が多く、価格も安い。100円ショップでも買える。 ◆(ピンチハンガー)英国でも購入可能(”Drying Hanger Rack with Clips”)だが、種類・サイズ展開、折り畳み式でも開くときピンチが絡まないタイプのものなど便利な仕様のものが多い。 | ○ |
便座カバー | ◆暖房便座トイレのある家は少ないので、とにかく便座が冷たいので必須。 ◆英国でも購入可能(”Toilet Sheet Cover”)だが、とにかく種類が少ない。日本のホームセンターや100円ショップにはどんな便座シートの形状にも合う、座り心地の良いものが安くたくさん売っているので持ってくることをおすすめ。 | ○ |
携帯ウォシュレット | ◆ウォシュレットトイレのある家は少ないので、これがあるととても快適。 ◆旅行をする機会が増えるので、どこにでも携帯できて便利。 ※英国でも購入可能(”Mobile Toilet Shower”, “Travel Bidet”)だが、種類・価格の面で日本の方が良い。特に電動タイプは英国では高価。 | △ |
ボックスティッシュ・ ポケットティッシュ | ◆紙ものは値段が高く、質が良くない。 ◆ポケットティッシュを高いお金出して買う気がしない。(日本で無料でもらったものがたくさんあるので) | ○ |
舌ブラシ | ◆毎朝の習慣になっているのだが、ブラシ型で使用感がソフトで汚れ落ちのよいものは英国では見つけられない。 ※英国でも購入可能(”Tongue Cleaner”)だが、主にヘラ型orスクレーパー型で、ブラシ型はとても少ない。 | △ |
耳かき | ◆ソフトタッチで耳を傷つけず、かつ日本人に多いタイプの耳垢をしっかりとってくれるタイプのものは英国では稀少。 ※英国でも購入可能(”Ear Pick”)だが、綿棒でのケアが主流のため、種類は非常に少ない。日本の昔ながらの木製で梵天付きのものは入手しづらい。 | △ |
シャワーヘッド・浄水器 | ◆ロンドンを含む英国南部の水は石灰が大量に含まれている硬水で、肌や髪を痛めてしまったり、蒸発後シンクやタイルに白い石灰質の跡がついてしまうのを軽減するため。 ※様々な蛇口形状があるので、あらかじめ家の状況がわかっていると事前に購入しやすい。 | △ |
衛生に関わるものは、日々の暮らしの中で安心して使えるものを選びたいですよね。
生活に必要なほとんどのものは英国でもちろん入手できるのですが、日本の生活ではとにかく価格が安いのに質が良いものに囲まれていたため、つい「持ってきて(くれば)よかった」と思ってしまいます。
収納用品・清掃用品・その他便利グッズ、日用品
アイテム名 | きらりメンバーコメント | 英国入手 | |
つっぱり棒・ つっぱり棚・ つっぱりメッシュラック | ◆備え付けの家具や収納スペースが少ない家が多いので、限られたスペースを効率的に使うのにとても便利。 ◆自分で家具を買い足さなくても、収納効率が上がった。 ◆狭いシャワールームにあるたくさんのボトル類をすっきりとまとめられ、掃除もしやすく便利。 ※英国でも購入可能(”Tension Rod/Pole/Rack”)だが、仕様・種類の多さは日本の方が多く、また100円ショップで購入できるものもある。 ※家族が先に単身で引越し・入居を済ませている場合は、必要箇所の寸法を測り、日本で購入して引越荷物に入れることが可能。 | ○ | |
100円ショップグッズ | ◆日本なら100円で気軽に買えるあれこれが、とにかく高いor売ってなくてがっかりする。 ◆英国にも1ポンドショップはあるが、100円より高いし、日本の100円ショップのように便利グッズにあふれているということではない。 ※以下のアイテム以外にも、とにかく100円より安く売っていることはほとんどないので、きっと使うだろう・使いたいと思うものは持ってくることをおすすめ。 ※他の項目でご紹介しているアイテムの中にも100円ショップグッズあり。 | ||
☆ | 収納ボックス・かご | ◆家じゅうの至る所で使うので数が必要だが、1ポンド以下で買えることはない。 | ○ |
☆ | 各種保管カバー | ☆洋服/コート/布団/ブーツなど | △ |
☆ | 各種小物入れ | ☆ビニールポーチ/布ポーチ/プラスチックケースなど | ○ |
☆ | 小分けのジップ付きビニール袋 | ◆旅行時のサプリや小物入れに便利。 | ○ |
☆ | 携帯コロコロ (粘着クリーナー) | ◆旅行や出先で使うのに小さくて持ち運べて便利。 ※英国で購入できる”Lint Roller”は、小型のものでも持ち手がついていて、携帯するほど小さくはない。 | × |
☆ | メラミンスポンジ、ガラスうろこ取り、排水口ヘアキャッチャー、シューキーパー、S字フック、眼鏡用ドライバー | ○ | |
衣装ケース | ◆備え付けの家具や収納スペースが少ない家が多いので、引越しの際に衣類を段ボールではなく衣装ケースに入れて持ってきた。 ◆英国でも購入可能だが、引越し荷物として持って来ればそのまま使える。 | ○ | |
珪藻土マット | ◆バスルームや洗面所、キッチンなどで使用し、水気がすぐに乾き、手入れがしやすく抗菌作用があるのでとても便利。 ◆英国でも購入可能(”Diatom Soil Bath Mat”, “Super Quick Dry Bath Mat”)だが、あまりポピュラーではないので入手しづらいし、洗面所やキッチンの棚などで使用するような小さいサイズのものは売っていない。 | △ | |
盗難防止グッズ | ◆海外旅行の際はもちろん、ロンドン市内のスリ対策として。 | △ | |
入浴剤 | ◆ヒノキや柚子、●●温泉の湯などの日本的な香りのものは、バスタブに使ってリラックスしたい時にとても重宝。 ※バスボムは英国でも購入できるが、日本的なものは限られた日系スーパーなどでしか取り扱いはなく、高価。 | △ |
日本の収納グッズ、100円ショップグッズは、本当に優秀で価格が安く、選択肢の多さは驚くべきものです。
無くても困らないものや英国で購入できるものかもしれませんが、きらりメンバーの多くからは、やっぱりあると便利、英国でわざわざ高いお金を出して買いたくない、という意見が出ました。
電子機器
アイテム名 | きらりメンバーコメント | 英国入手 |
変圧器 (日本の電化製品を 英国で使用する場合) | ◆日本の電化製品(240V対応でないもの)を持ってきて使用するなら、絶対に必要。 ◆消費電力の大きい電化製品用の変圧器は、とっても重くて高価なので、最初の引越しの荷物で送るべき。(一時帰国時に持って帰ってくるのはとても大変) ◆日本の電化製品を使うことが多く、部屋間を移動させるのも重いし、いちいちプラグを抜き差しするのが面倒なので、複数台(キッチン用、リビング用など)持ってきた。 ※英国で新品を購入するのは非常に困難。日本へ本帰国する方から譲ってもらうケースがほとんど。 ※変圧器については後述の外部サイトもご参照ください。 | △ |
ノートパソコン | ◆日本で販売されているPCのキーボード配置と、海外で販売されているものは違う(記号キーの配列やかな、半角/全角キーが無いなど) ◆作業する場所をいろいろ移動できるのが便利。 ◆ロックダウンになってから、PCで作業することが多くなり、家族1人1台(子どもも含め)必要に。 ※日本仕様のキーボードやOSにこだわらなければ英国でも購入可能だが、機種・仕様の多さ、価格の安さの面で圧倒的に日本での購入がオススメ。 | △ |
DVDプレーヤ・DVD・ プロジェクター | ◆日本で持っているDVDは英国のDVDプレーヤーでは再生できないので、日本で売っているDVDプレーヤーが必要。 ◆日本のAmazonプライムはエリア制限がかかり、英国では観れないコンテンツが多い。 ◆映画が好きなのでお気に入りのものを持ってきてよかった。 ◆当然だが現地のテレビ番組は英語ばかりで気楽に楽しめない。 ◆家で過ごす時間が多くなる英国生活で持ってきてよかった。 | △ |
変換プラグ | ◆日本の電化製品(変圧器要・不要関わらず)を持ってきて使用するなら、コンセント形状が異なる(日本がAタイプ、イギリスは)ため、絶対に必要。 ◆数はたくさんあった方が、部屋やコンセントの位置ごとにいちいち付け替えなくてよいので便利。 | △ |
ワールドマルチプラグ | ◆海外旅行をする機会が多くなり(近隣諸国が近い)、プラグ形状が各国で異なるため。(複数個あると便利) | △ |
テーブルタップ (電源タップ) | ◆日本から持ってきた電化製品を近いエリアで複数台使用したいとき便利。 | × |
デジタルカメラ (一眼レフ・ミラーレス・ コンパクトタイプなど) | ◆海外旅行をする機会が多くなり、また普段の生活の中でも画像に残したいものがとにかく多い。 ◆スマートフォンのカメラでは満足できない。 ◆日本は家電量販店などで、実際に現物を見て手に取って選ぶことができる。 ※日本仕様のディスプレイにこだわらなければ英国でも購入可能だが、機種・仕様の多さ、価格の安さの面で圧倒的に日本での購入がオススメ。 | △ |
扇風機 | ◆フラット生活で洗濯物を外干しできず、室内に干さなければならず、湿度の高い冬場などに早く乾燥させるため。 ◆エアコンの無い家が多く、最近の英国の夏はとても暑く、室内で過ごすのに必要。 ◆英国でも購入可能だが、日本の扇風機は軽くてコンパクトで高機能、しかも安くて丈夫。 ※仕様にこだわりがなければ英国でも購入可能。 | ○ |
なお、変圧器についてはこちらの外部サイトに詳しく説明されていますので、併せてご参照ください。
https://kaigaidenki.jp/?tid=1&mode=f5
いかがでしたでしょうか。
日本は使い勝手の良い便利な日用品が本当に豊富で、またホームセンターや100円ショップ、ネット通販などで手軽に手に入りますよね。
また電子機器も家電量販店での取り扱い機種が多くて価格も安く、満足度が大変高いと感じています。
一時帰国の際には嵩張って持ってこられないものもあって、きらりメンバーから挙がったアイテムで一番多かったのがこの『日用品・電子機器』でした。
さて、きらりメンバーによる【日本から持ってきて(持ってくれば)よかったもの】シリーズ。今回の『日用品・電子機器編』の他に、
★『キッチン・食品編』… 公開中;記事はこちら
★『衣料品・健康関連用品・レジャー用品編』… 公開中;記事はこちら
★『子ども用品・文房具編』… 公開中;記事はこちら
をご紹介しております。
これからイギリスへの引越しや、一時帰国を控えていらっしゃる方々が、より快適なイギリス生活を送れますように。
上記でご紹介したアイテムにつきましては、発送方法によっては条件付きで海外発送できるもの・海外発送できないものなどを含んでいます。引越荷物で発送する場合は船便を選択したり、EMS(国際スピード郵便)などで発送する場合は発送条件などをよくご確認ください。