おせちとクリスマスツリーなロンドンのお正月

2021年のお正月はどのようにお過ごしでしたでしょうか?
今年は様々な行動制限の中で、新しい年をご自宅にてご家族そろって過ごされた方がほとんどですよね。

人生で初めてロンドンで年末年始を過ごした筆者。
在英の先輩方にお知恵を借り、SNSやインターネットで得た情報を元に、筆者が経験したロンドンおうちde年末年始の様子をご紹介します。

おせち

日本のお正月料理と言えば「おせち」。
いろいろな方にご相談すると、なんとロンドンでは、日本食材店や和食レストラン、鮮魚店やお料理教室の講師の方などが素晴らしいおせちを販売してくださることがわかりました。

11月に入ると各店・各所でおせちの予約が始まり、ホームページやSNS上には、本当にここはロンドンなのだろうか?と思ってしまうほどにおいしそうなおせちの画像がたくさん見られるように。
おかげさまで筆者はどうしても食べたかったお店のおせちを無事に予約することができ、併せて予約した塩数の子と共に、大晦日の午前中に受け取ることができました。
全ての食材をロンドンで揃えて、お一人の日本人女性が心を込めて手作りしてくださったおせち!
限定100セット分が1日で予約完了となってしまった人気のおせちを購入できた私はとても幸運でした。

今年は多くの在英日本人がイギリスで年越しをすることが見込まれていたこともあり、筆者が購入したお店だけでなく、どちらのお店も予約受付開始からあっという間に予定数に達したようです。
同じお店で購入されたおせちを、ご自身のお重に詰め替えたり、お正月らしい和柄の食器に盛り付けたり、おいしさが何倍にも増す素敵なしつらえにして、その画像をSNSに投稿されていらっしゃる方も多くいらっしゃいました。

また、おせちを手作りされた方も大変多く、そしてこのロンドンで揃えた食材で、どこかで販売されているのではないかと見紛うような、驚くほど美しく美味しそうな画像もたくさん拝見しました。

海外で暮らしているからこそ、お正月らしいお料理をいただきたくなる気持ちは大きくなるような気がします。

クリスマスツリー

「お正月になんでクリスマスツリー?」と思われるかもしれませんね。
おせち料理の中に掲載した画像に、うっすらとクリスマスツリーが映っているのにお気づきでしょうか。

筆者宅では、年越し前の自宅で過ごすクリスマスを楽しむため、12月初めに本物のクリスマスツリーを購入し、部屋に飾っていました。
形も美しく、香りも良く、とても気に入っていたこのクリスマスツリーですが、クリスマスが過ぎたら、いつ、どうやって片付けたらいいのだろう?と悩み、調べてみると、住んでいる地域のカウンシルのニュースに、
◆公園に期間限定で設置されるツリー回収場所に持っていく
◆家の前の通路に置いておく
と、「1月6日から3週間ほどの期間内に順次回収する」と書いてありました。

さらに調べてみると、イギリスではクリスマスから数えて12日目に当たる1月6日でクリスマスシーズンが終わるそうです。
この日はキリスト教の「エピファニー(公現祭)」と呼ばれる日で、イギリスの多くの家庭ではこの日までにクリスマスツリーを片付けるのだそうです。

筆者宅の近所にあるいくつかの公園には、1月2日から回収場所を示す看板が設置され、翌日から少しずつ置かれている木が増えていきました。

回収期間になると、家の前の通路に置かれたツリーも見かけるようになりました。

筆者宅の本物のクリスマスツリーは、購入当初よりは少し枝が下がってはいたものの、クリスマスを過ぎてもまだ葉が青々としていたので、お正月もそのまま飾っておくというイギリス流のお正月としてみた、ということでした。
その後、1月5日にツリーに飾っていたオーナメントなどを片付け、6日に公園の回収場所へ持っていき、クリスマスツリー終了、となりました。

ちなみに、この捨てられたツリーは、粉砕されてリサイクルされることになっているそうです。
こんな感じで回収してくださっていました。

ロックダウンだったからこそ知ること・経験することができた、ロンドンの自宅で過ごす年末年始。
みなさまにもそれぞれにお気づきになった、いつもとは違う何か、があるのではないでしょうか。
ぜひお聞かせいただけたら、とてもうれしいです。

2021年、みなさまにとりまして、明るく健やかに過ごせる1年となりますように。

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