今年のクリスマスツリーは生木に挑戦!木の選び方から廃棄方法まで

みなさまこんにちは!街はすっかりクリスマスモード一色ですね。イルミネーションや街に流れるBGMに心躍らせている方も多いのではないでしょうか。

クリスマスっていくつになってもわくわくするよね

11月も後半に入り、そろそろクリスマスツリーを家に飾る時期。ここイギリスではクリスマスツリーをプラスチック製ではなく生木を購入し、飾り付けする人が多いです。

せっかく海外に住んでいるなら一度は本物の木を買って、クリスマスシーズンを過ごしてみたいと思いませんか?本物の木があるだけでおうちの中もぐっと暖かみが増し、クリスマス気分が高まりそうです。

今回は木の選び方や種類、必要なものやシーズンが終わった後の処理まで、一挙にご紹介していこうと思います!

目次

木の種類を選ぼう!

実は一言にツリーと言っても、いくつか種類があります。
「ツリーを買いに行ったけど、たくさんあってどれを選べば良いかよくわからない」ということにならないよう、どんな種類の木があるのかさらっとおさらいしておきましょう。

モミの木(Fir trees)

まず小さな子供やペットのいる家庭におすすめしたいのが、定番かつ人気のモミの木(Fir tree)。というのもモミの木は他の木に比べ、枝が柔軟で柔らかいからです。

モミの木は長さ1〜1.5インチ(1インチ=約2.5センチ)ほどの平らでワックス状の針が、長く密に並んで枝に直接付いています。
色は銀色の緑から濃い緑までさまざま。香りが非常に強いことが特徴です。

一番身近なのがFraser firというもみの木の種類。針の持ちも他のツリーに比べて長めなので、「早めにツリーを飾りたい」という人におすすめです。
その他ツリーに向いているモミの木はgrand firやnoble fir、balsam fir、Douglas firなどもあり店頭で比べてみると楽しそうですね。

マツの木(Pine trees)

マツの木は、1〜6インチの長さの細長い針が枝に房状に付いています。青緑色から濃い緑色までさまざまな色合いの木があり、ほとんどの種類がオーナメントや装飾するのに耐えられる強い枝を持っていることが特徴です。

もみの木より針が細長く、強いんだね

マツの木の種類としては、スコッチ・パイン、バージニア・パイン、イースタン・ホワイト・パインなどがクリスマスツリーとして最適。このへんは見た目や大きさ、香りなど好みで選ぶと良さそうですね。

スプルースツリー(Spruce trees)

スプルースの木は、密集した円錐形の形と強い枝で知られており、オーナメントや重い装飾品をたくさん吊るせることが特徴です。

スプルースの木は他の木よりも針が落ちるのが早いので、飾るならクリスマスに近い時期がおすすめ。水をたっぷり与えるなど、きちんとケアをすれば約12日間ほど持つようです。

コロラド・ブルースプルースは、銀色に輝く青色と細く鋭い針が大人っぽいのが印象的。
その他の品種としてはノルウェートウヒとホワイトスプルースなどもありますよ。

買いに行く前にツリーを飾る場所の寸法を測っておきましょう!
天井の高さとツリーの幅が十分に取れるスペースがあるか、

またツリースタンドやトッパーのサイズも含めることも忘れずに。

木の選び方3ステップ

ここまでツリーの種類を解説してきましたが、なんとなく木のイメージはついたでしょうか?

次は実際に買うとき、どんなことに注意して選べば良いのかポイントを紹介したいと思います!

ステップ1:ツリーをゆする

まずはツリーを手に取り、数十センチ上から軽く揺すってみてください。色落ちしている茶色の針が少し落ちているだけなら問題ありませんが、緑の針が落ちているのは木が乾燥気味だということ。
つまり切り立てではない(フレッシュではない)ということなので、別の木も検討してみるといいかもしれません。

ステップ2:少し離れて見る

次に樹形が左右対称であることを確認しましょう。部屋の角の方に飾る場合はそれほどシビアにならなくても大丈夫ですが、対称的な方がバランスよく見えるのは事実。

合わせてや”リーダー”(ツリー上部の中央茎の部分)がほぼまっすぐで、枝が密生しているものが上質な木です。

形や色、香りなども好みに合わせて楽しく選んでみてくださいね。

ステップ3:実際に触る

さらに樹木の感触を確かめてみましょう。針はしなやかで、強く曲げると折れるようなものがおすすめです。

針が硬く、色が落ちてきている木は避けた方がベター。また、針が簡単に抜けるような木も避けてくださいね!

必要なものは?

木を家に持ち帰ったら、枯れてしまわないようすぐに飾ることをおすすめします。
ツリーを飾るのに必要なものは3つ。

●ツリースタンド
●ツリースカート
●タオル

ツリーを置く場所を決めたら、ツリースタンドを置き木をさします。

木を固定できるようネジつきがおすすめ

スタンドの下にタオルを引いておくと万が一水がこぼれてしまったとき吸い込んでくれるので便利です。

木をスタンドに固定したら、水を注ぎいれます。

木は水を多く吸収するので、毎日確認して水を切らさないようにするのがポイントだよ

木は1日平均2パイントから1ガロン(0.9-4.5リットル)の水を吸うそう。また乾燥してしまうと火災が起こりやすくなってしまうので注意が必要です。
家の中に置く場合は、暖炉や通気口のそばは避けてくださいね。

またツリー・スカート(tree skirt)と呼ばれる円形の布を、スタンドを覆ってツリーの下に広がるように置くと、さらに見栄えが華やかになります。ツリーや置き場所にあったサイズのものを購入しましょう。

また購入時や持ち運ぶ際、軍手を持参すると怪我防止になります

クリスマスが終わった後の処理

さて、思う存分に生木のクリスマスツリーを楽しんだら、後処理まで心を込めて行いましょう。

イギリスにお住まいの方なら1月頭から半ばくらいの間、道端や公園などにごろごろと無造作に捨てられているツリーを見たことがあるのではないでしょうか。

ちょっぴり切ない気持ちになるよね

ほとんどの場合、各自治体が木の捨て場所を用意してくれているので、そこに置いておけば無料で回収してくれます。

その他、リサイクルセンターに持ち込むという方法もあります。

“Household recycling centre + 地名”で検索すると、最寄りのリサイクルセンターが確認できるよ

「まだ立派な木を捨てるのは気が引ける…」という方はリサイクルに回すのもいいかもしれないですね。
ネットで検索する他、地元の新聞や自治体のウェブサイトでドロップオフ場所が掲載されるので確認してみてください。(リサイクルセンターは予約が必要な場合もあり)

生木のツリーでクリスマスをもっと楽しもう

一年に一度のクリスマス。イギリスにいるとクリスマスへの愛を強ーく感じます。(いい意味で)

毎年生木の人もそうでない人も、家族や友人と家であたたかなクリスマスを過ごせますように!

●クリスマスツリーの生木は、もみの木・まつの木・スプルースなどがあり、それぞれ特徴を持つ

●購入時は色や香り、大きさのほかフレッシュな木であるかどうかたしかめる

●持ち帰ったらすぐに水を入れたツリースタンドに飾る

●後処理は自治体のガイダンスに沿ってきちんと行う、もしくはリサイクルセンターへ

なによりオーナメントを飾るときが本当に幸せのひととき。ひとつひとつ想い出を重ねながら楽しくクリスマスを過ごしましょう♪

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この記事を書いた人

4年半の駐在帯同生活を経て、本帰国。二児の母。第二子はイギリスで出産。
今しかできないことを目一杯楽しむマイペースなO型。好きなものはパンとコーヒー、旅とお酒。

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