海外で生活する時、気になるのはやはり食事ですよね。イギリスは様々な国の人が暮らしているので、各国の食材が販売されていて外国人もとても生活しやすいです。
もちろん日本の調味料や食材も手に入ります。特にロンドンは日系スーパー、アジアスーパーが充実しているし日本製のものは基本的には高いけれど、ネットで探せばだいたいなんでも買えるはず。
どこまで日本のものにこだわるかはそれぞれだと思いますが、代用品で済ませてみたり、自分で作ってしまうのも一つの手です。
英歴5年目の主婦が日系スーパーで買っているもの、現地スーパーで買っているものをまとめましたので参考にしてみてください。(あくまでもずぼらな筆者の主観です。)
日系スーパーで買っているもの

米
日本人にとって欠かせないお米。現地スーパーでは「Sushi rice」として売られているものが一番近いですが、やっぱり日本のお米の方がおいしいです。我が家が買っているのはイタリア産こしひかり品種の「ゆめにしき」。純日本製品よりやや割安でこちらをリピート中。Amazonでも買えるので、日系スーパーのセール中でなければ値段もさほど変わりません。
納豆
さすがに納豆は現地スーパーでは買えないので、日系・アジアスーパーで冷凍されたものを買います。値段は£2前後~。日系に頻繁に行けないよ、という場合は自宅で作ることも可能。①大豆から、もしくは②既製品の納豆から作ることができるそうですよ。
刺身
現地スーパーで主に売っている魚は、イギリスで人気のサーモンを筆頭に、すずき、鯛、たら、ひらめ、まぐろなど。もちろん生食用ではありません。お刺身を食べたい場合は、日系スーパーへ。日本で食べるのと遜色ない、おいしいお刺身が食べられます。お寿司に関してはだいたいどのスーパーにも、それっぽいロール系のものが売られていますが、正直おすすめはできません。日系スーパーまたは日系レストランで。
冷凍うどん
おいしいうどんを食べたい場合は、日系スーパーの冷凍うどんがおすすめ。現地スーパーでは「ゆで」のうどんが売られていますが、こしがないので焼うどん向き。これは焼きそば、ラーメンを作る場合も同様。おいしく食べたい時は日系スーパーで妥協せず買っています。
パン粉
現地スーパーでも「Panko」として売られていますが、日本のパン粉より大粒で使いずらかったので、個人的に日本製のものしか買っていません。(信頼度高めなWaitroseブランドでも、やはり日本のパン粉とは違います。)
餃子の皮
餃子の皮は日系またはアジアスーパーで。日本製以外の餃子の皮は大容量でお得ですが、分厚かったり扱いずらいものがあったので、筆者は日本製を買っています。焼売の皮も日系・アジアスーパーにあります。春巻きの皮は現地スーパーの冷凍コーナーにあり。
調味料類
日系で買っている調味料類は、
・料理酒
・みりん
・ソース(本場のウスターソースは現地スーパーにあり。ただし日本のものと若干異なる)
・みそ
・ポン酢
・めんつゆ
・わさび
Panko同様、それっぽい商品が現地スーパーで売られていることもありますが、これまで筆者が試した限りやはり味が違うので、、このあたりは日系で買っています。
その他日系でしか買えないもの
・梅干し
・かつおぶし、粒状だし
・ふりかけ、あおのり
・餅
・日本のお菓子
・練りもの(はんぺん、ちくわ、かまぼこ)
・正月用品
・皮パリっとウインナー
もっとたくさんあると思いますが、筆者が思いついたのはこんな感じです。

野菜に関してはこちらの記事を参考にしてみてくださいね!


現地スーパーで買うもの


しょうゆ
現地スーパーで売っているKIKKOMANのしょうゆは日本のものと同じ。1リットルボトルのものは£7前後と、容量少ない商品より割安。同じ商品でも日系で買うより安いので現地スーパーで買っています。
豆腐
イギリスに来て驚いたことのひとつが、パックで売られている豆腐。日系・アジアスーパーでは、パック以外に日本と同じような商品が硬さ別でも売られています。パックの豆腐の硬さは絹豆腐より若干固めくらいですが、豆腐サラダ、マーボー豆腐、揚げ出し豆腐、チャンプル・・なんでも作ってしまっています。冷奴で豆腐をおいしく食べたい時だけ日系で買います。
ごま油・ごま
ごま油は日系で買うと高価な商品のひとつなので、現地スーパーの「Sesami Oil」で。ごまも同様、風味や粒の大きさは違うものの「Sesami Seed」ですませています。
冷凍イカ
意外と手に入らないのがイカとタコ。生食用ではありませんがイカはスーパーの冷凍コーナーにあり。イカ単体やシーフードミックスとして売られているので、カラマリ、シーフードカレー、パスタ用に、またはそのまま焼いておつまみとしても重宝しています。
その他現地スーパーの商品で使えるもの
・のり
・KIKKOMANのすし酢
・瓶詰めのキムチ(ただし炒めものやチヂミにまぜるなど、そのまま食べるにはあまり向いていない)
・麺類(焼うどん、焼きそば用として使うには問題ない)
・ふえるわかめ(Morrisonsで発見)



現地スーパーで買える物で節約節約!
アジアスーパーで買うもの


その名の通り、アジア各国の食材や調味料が揃うスーパーです。筆者は利用頻度は高くありませんが、行ける時はアジアスーパーも活用しています。
片栗粉
日本の片栗粉は高いので、「Potato Starch」を買っています。こちらであれば£2くらい。アジアスーパー以外にも、オーガニック系のお店でも売っているみたいですよ。
薄切り肉・ホルモン肉
アジアスーパーで買うのが、現地スーパーにはない薄切り肉、砂肝などのホルモン肉。薄切り肉はもちろん日系にもあります。現地スーパーで見かけるのはレバー。人気がないのかとても安いです。タンは、取り扱いがある町のお肉屋さんで買えます。
乾物類
乾燥こんぶ、乾燥えのき、きくらげ、黒豆などの乾物類が豊富にあります。



野菜も豊富にありますよ!
番外編
明太子
明太子は日系スーパーにはありますが、手軽に買うことができない高級品のひとつ。代用法としては「たらこペースト」または、「Cod Roe」という缶詰が使えます。たらこペーストは、オンラインで買うかIKEAの食品コーナーで。辛くはないので、明太子風にしたい時は七味を混ぜてそれっぽくしています。Cod Roeは現地スーパーで売っていますが、ほぐして、同じく七味や醤油などで味付けして使っています。なんちゃってたらこおにぎり、たらこパスタなど作れますよ。
タコ
イカよりも手に入らないのがタコ。筆者はWhole foods marketの魚コーナーで買います。お刺身で食べたい場合は、やはり日系スーパーへ。
自家製で作るもの
・ごまドレッシング・ごまだれ(練りごまタヒニで簡単にできます)
・紅ショウガ(普通の酢で作ったので着色はできませんでしたが、、)
・なんちゃってキムチ
・塩麹(麹自体が高いので、既製品買った方が安いかも・・)
・総菜パン(日系のパン屋に行かないとないので作ります)
まとめ
今回は日本食や日本で慣れ親しんだ料理を作る上での、スーパーの使い分けをご紹介しました。日本食ももちろん作りますが、色んな国の食材が買えますしレパートリーも増えるので、様々な料理にチャレンジしています。せっかくイギリスにいるので、イギリスやほかの国の料理もチャレンジしてみてはいかがでしょうか!

