ロンドンから1~2時間で行ける魅惑のイングリッシュガーデン

イギリスに来たら一度は訪れたい、ロンドンから1~2時間で行けるガーデンをまとめました。春から月ごとに見られる花も変わります。気になる花がある場合は見逃さないよう、開花状況を確認してお出かけくださいね。

※入場料などの情報は2022年3月時点。

目次

やっぱり外せないコッツウォルズ

Hidecote

イギリスを代表するイングリッシュガーデンの1つヒドコート。1907年にチューダー朝時代のマナーハウスを改装した際に造営され、1948年からナショナルトラストによって管理されています。異なるテーマの庭園をつないだ構成で基本的にイギリスのコテージガーデンのイメージ。一方フランス庭園の要素など多様な特徴も見られます。各区画の間には変化が楽しめる遊歩道が配置され、向こうの区画への期待感を高める設計になっています。

【入場料】
Adult:£9/Child:£4.5
(Free entry for National Trust members)
Hidcote Bartrim, near Chipping Campden, Gloucestershire, GL55 6LR
https://www.nationaltrust.org.uk/hidcote

Kiftsgate Court Gardens

1920年代のヘザー・ミューアによって始まり、3代の女性庭師によって引き継がれてきたガーデン。前述のヒドコートと近く、設計はヒドコートの影響を受けました。多種多様のバラを見ることができますが、中でもイギリスで最大のバラであるとされる白色のキフツゲートローズが見どころ。キフツゲートローズの見頃は7月上旬から中旬。2022年は4月3日~オープン。

©kiftsgate court garden

【入場料】
Adult:£9.50/Child:£3
Free admission for HHA members
(※HHA:Historic Houses Association)
Chipping Campden,Gloucestershire,GL55 6LN
http://www.kiftsgate.co.uk/

こちらの2か所は近いので、はしごもできますね!

Natinal Trustのガーデン

Natinal Trustは、歴史的建築物の保護を目的として設立された慈善団体。イギリス内500以上の施設を所有・管理しています。Natinal Trustの年会員になると、

  • 500以上のナショナルトラスト施設入場無料
  • ほとんどのナショナルトラスト駐車場の無料駐車

になるので、年間で複数回ナショナルトラスト施設に出かける予定であれば、年会員も検討してみては。

大体入場料は£10前後だし、駐車場代も意外とかかることもありますからね。。

(参考:2022年3月時点)
・大人£76.80/年
・ファミリー会員プランもあり。£133.80/年

https://www.nationaltrust.org.uk/

Sissinghurst Castle Garden

1930年代に作られ世界的にも有名なイギリス全土において最も愛されている庭園の1つ。ローズガーデン、ホワイトガーデン、サウスコテージガーデン、パープルボーダーなど、色やテーマによって異なる区画があり、高い垣根やピンクのレンガで仕切られています。美しさを楽しめるようにドアが配置され、別の場所に入ると新たな光景が見つかるようになっていたり、別のエリアに誘導しながら新たな発見が連続するように散歩道が設計されています。

【入場料】
(〜3月27日) Adult:£11/Child:£5.5
(3月28日〜) Adult:£15/Child:£7.5
(Free entry for National Trust members)
Biddenden Road, near Cranbrook, Kent, TN17 2AB
https://www.nationaltrust.org.uk/sissinghurst-castle-garden

Nymans

ウエストサセックスの緑豊かな田園地帯に囲まれたナイマンズ。19世紀後半から開発された邸宅と廃墟の周りにガーデンが広がっています。春には水仙・木蓮初夏の藤・ブルーベル・バラなど主要なものから珍しい植物のコレクションも。1920年代デザインのバラガーデンなど様々な区画から成り、ロマンチックからエキゾチックまで様々な雰囲気が感じられます。

【入場料】
Adult:£15.00/Child:£7.5
(Free entry for National Trust members)
Handcross, near Haywards Heath, West Sussex, RH17 6EB
https://www.nationaltrust.org.uk/nymans

Greys Court

©Natinal Trust

オックスフォードシャー、ヘンリーオンテムズ近くにあるチューダー様式のカントリーハウスのガーデン。壁に囲まれた庭園には、昔ながらのバラや藤、様々な種類のブロッサムが見られます。また敷地内には1347年頃に建てられた要塞化された塔があり、ダウントンアビーやアガサクリスティのポワロなどドラマのロケ地としても使用されました。

【入場料】
Adult:£13/Child:£6.5
(Free entry for National Trust members)
Rotherfield Greys, Henley-on-Thames, Oxfordshire, RG9 4PG
https://www.nationaltrust.org.uk/greys-court

Cliveden

©Natinal Trust

バッキンガムシャーのテムズ川を見下ろすように建つ300年以上の歴史のある邸宅クリブデン。かつては公爵や伯爵などの住まいであり現在は5つ星ホテル。ナショナルトラストで最も人気のある施設の1つ。ウィンストンチャーチル、チャーリーチャップリンなどの著名人も訪れ、数多くの映画やドラマのロケ地にもなりました。ローズガーデンは6月中旬から9月下旬ごろまでが見頃。900本以上のバラがカラフルに咲き誇ります。

 

【入場料】
Adult:£15/Child:£7.5
(Free entry for National Trust members)
Cliveden Road、Taplow、Maidenhead、Buckinghamshire、SL1 8NS
https://www.nationaltrust.org.uk/cliveden

▼イギリスで見られる季節ごとの花のご紹介はこちら

https://londonkirariproject.com/spring2021

RHS(Royal Horticultural Society)のガーデン

RHS(王立園芸協会)は1804年ガーデニング及び園芸の振興のために設立された慈善団体。ナショナルトラスト同様年会員もあります。

  • 5つのRHSガーデンや200以上のパートナーガーデンへの無料入場
  • RHSショーの割引など
  • 園芸の専門家チームからの無料のアドバイス
(参考:2022年3月時点)
・大人£51.75/年
・ファミリー会員プランもあり。£75.75/年

チェルシーフラワーショー

RHSといえば王室メンバーも参加するチェルシーフラワーショー。2022年は5月24日~28日開催予定。毎年人気なので気になる方は早めに予約を。

2022年5月24日(火)会員のみ
2022年5月25日(水)会員のみ
2022年5月26日(木)一般£40.85
2022年5月27日(金)一般£40.85
2022年5月28日(土)一般£85.85

https://www.rhs.org.uk/shows-events/rhs-chelsea-flower-show

RHS Garden Wisley

イギリスではキューガーデンについで多くの入園者のある、サリーにある世界有数のガーデンの1つ。王立園芸協会の会員であったジョージ・ファーガソン・ウィルソンが、1878年に扱いの難しい鑑賞植物を栽培したことに始まった歴史あるガーデン。一年を通し様々な景色が楽しめますが、やはり春~秋までの花が咲き誇る季節に一度訪れたい場所。

【入場料】
Adult:£15.95/Child:£7.95
(Free entry for RHS members)
RHS Garden Wisley,Woking,Surrey,GU23 6QB
https://www.rhs.org.uk/gardens/wisley/

ロンドン市内で楽しむ

Kew Garden

ロンドン南西部にある世界遺産であるキューガーデン。世界で最大かつ最も多様な植物のコレクションがあり、ロンドンのトップ観光スポットの1つにもなっています。ガーデンや植物園のほか、歴史的指定建造物が多数あり国際的に重要な景観で、一年を通して様々な景色が楽しめます。

【入場料】
●PEAK (1 FEBRUARY TO 31 OCTOBER)
Adult:£19.50/Child:£5.00(Standard Ticket)●OFF PEAK (1 NOVEMBER TO 31 JANUARY)
Adult:£13.50/Child:£4.00(Standard Ticket)
※年間パスポートあり
Kew, Richmond, London, TW9 3AE
https://www.kew.org/

Regents Park

バラ好きであればロンドンのRegents ParkのQueen Mary’s Rose Gardensは外せません。古典的なものから現代的なものまで様々な品種のイングリッシュローズ約12,000本が植えられています。品種の名前のプレートもあり、見比べも楽しく、無料とは思えないほど見ごたえがあります。見ごろは通常6月初旬~中旬ごろ。

【入場料】無料
Chester Rd, London NW1 4NR
https://www.royalparks.org.uk/parks/the-regents-park/

Osterley Park and House

西ロンドンアイルワースにある、ナショナルトラスト管理の施設の一つオスタリーパーク。ネオクラシカルな邸宅とガーデン、入口から邸宅に続く広大な公園エリアがあります。通常ブルーベルウッドと呼ばれる古代の森に咲くブルーベルが見られるなど、意外な穴場スポット。

【入場料】
●House&Garden
Adult:£13.00/Child:£6.50
●Gardenのみ
Adult:£7.50/Child:£3.75
(Free entry for National Trust members)
Jersey Road, Isleworth, Middlesex, TW7 4RB
https://www.nationaltrust.org.uk/osterley-park-and-house

今回はロンドンから1~2時間圏内のイングリッシュガーデンをまとめてみましたが、花や自然を愛するお国柄、素敵な場所は数えきれないくらいたくさんあります。ぜひあなたのお気に入りスポットを見つけてみてくださいね。

ブログランキング参加中!

にほんブログ村 海外生活ブログ 海外駐在妻へ にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ
上のバナーをポチッと押して、応援してね!

現在の順位はこちら!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

主にロンドン在住の駐在妻を中心としたコミュニティグループ。イギリス生活、子育て、観光、グルメ等お役立ち情報をお届けします。妻・母だけではない「わたし」の居場所。駐在妻をキャリアに、豊かな帯同生活を目指し「わたしをアップグレード」するための機会を提供しています。

目次