こんにちは、Ayaです。
せっかくイギリスに住んでいるなら、日本からはなかなか行きにくい国にも行ってみたいですよね。
でも、「子ども連れだとハードルが高いのでは…?」と感じる方も多いはず。
私にとって、まさに “アイスランド” がそういう国でした。
ところが、実際に訪れてみると——想像をはるかに超える大自然に、子どもたちも大満足!!
今回は、夏に子連れ(8歳・5歳)でめぐったアイスランド旅行をご紹介します。
- アイスランドに行ってみたいけれど子連れでも大丈夫?
- 旅先候補に入れているけど迷っている
そんな方の参考になれば嬉しいです。
おすすめスポットや注意点をまとめてお伝えします!


アイスランドの基本情報
まずは「アイスランドってどこ?」という方に向けた基本情報から。
- 場所:北大西洋に浮かぶ島国。北極圏のすぐ南。
- 首都:レイキャビク(世界で最も北にある首都)
- 人口:約38万人ほどの小国
- 公用語:アイスランド語
- 通貨:アイスランド・クローナ(ISK)
- ロンドンから:直行便で約3時間半
- 活火山と氷河が共存する国。「氷と火の国」とも呼ばれる
- 国土の10%以上が氷河
- 世界有数の地熱地帯(ゲイシール、ブルーラグーンなど)
- オーロラ観測の人気スポット
- 電力のほぼ100%が再生可能エネルギー(主に地熱と水力)
- 世界的な環境先進国
- 伝統的には魚介が中心
- 特産:ラム肉、スキール(ヨーグルトのような乳製品)

子連れにこそおススメの理由
私が「子連れにこそアイスランドをすすめたい」と感じた最大の理由は
圧倒的な大自然!!!
どこまでも続く草原、氷河、火山、滝、地平線…。
次々と景色が変わり、子どもたちは飽きません。もちろん、大人も!

わが家も海外駐在4年目。さまざまな国を旅してきましたが、
美しい街並みや教会は、子どもにとっては物足りないことも多く…
「また教会?もう行きたくない〜!」
と言われ、雰囲気が悪くなることもしばしば。
でもアイスランドではその“負の定番”がゼロ!
車移動が中心なので子どももラク。
夏なら気温も12〜15度ほどで過ごしやすく、寒すぎる心配もありません。
(ただし冬に行く方はしっかり防寒を!)
結論:子連れなら断然“夏”がおすすめ!
おススメスポット
実際に我が家が訪れた場所を紹介したいと思います!
ちなみに我が家は、レンタカーを借りて移動。
レンタカーは空港の窓口で簡単に借りることができ、駐車場には今までに見たことないぐらいの数の車が停まっていました。

都市部以外は、車はまばらにしか走っていません。
雨が降ったかと思えば、晴れたり、霧の中を走ったり、クルクル変わる天気にドキドキしましたが、
ひたすら続く1本道。
左ハンドルの運転に慣れていない方でも、そこまで問題なく運転できると思います。
スカゴフォスの滝 Skógafoss

アイスランドには氷河が溶けてできた滝が多くあり、スカゴフォスの滝もその一つ。
朝早く行ったこともあり、ほぼ誰もいない滝を独り占めならぬ4人占め。
滝を上から見る展望台もあり、マイナスイオンを存分に浴びることができます。
圧巻の滝です!!


所要時間:展望台まで登ると1時間必要。滝のみならば10分でも十分。
駐車場:すぐ近く
その他:滝の近くにホテル、キャンプ場あり、トイレ有。
ヨークルスアゥロゥン湖 Jökulsárlón
ヨークルスアゥルロゥン湖 は、アイスランドを代表する絶景のひとつで、
「氷河湖」「氷河ラグーン」と呼ばれています。

この湖も氷河が溶けてできた湖で、以前は森だった場所が湖になり始めたのはなんと約90年前!!
意外と最近!!
いきなりこんな景色が現れるので、「あれ?CGかな?グリーンバックある?」と疑いたくなるほど
見慣れない景色。圧巻でした!
ここでは、ボートに乗って湖に浮かぶ氷河を見ることができます。
40、50分ぐらいで湖を一周してくれるツアーです。




我が家はこちらのツアーを予約。
ボートに乗らなくても氷河は見ることができますが、ボートに乗ると更に間近に見ることができるのでおススメ!
所要時間:ボートに乗り、ダイヤモンドビーチまで行く場合、2,3時間必要
駐車場:すぐ近く
その他:お土産屋さん、屋台やカフェ有、トイレ有
ダイヤモンドビーチ
湖のすぐ近くは海のため、海へ流れ出た氷河が黒い砂浜に打ち上げられるダイヤモンドビーチ。
ほんの数分歩くだけで行くことができます!

砂浜にうちあげられた氷河はキラキラと輝き、その様子がダイヤモンドのように見えることから、
「ダイヤモンドビーチ」と呼ばれるこのビーチ。
本当にきれいでした!!
子供たちは氷河を試食w美味しかったとのこと。

パフィンを見る
アイスランドに生息しているパフィンの数は、世界全体の半分以上を超えるそう。
パフィンを間近に見れる場所としても有名なアイスランド。

娘が「パフィンを見たい」とのことだったので、
パフィンがみられるというディルホゥラエイへ。
全然人が居なかったため、「ここであっているかな?」と不安になると、
すごい人だかり発見!!

撮られ慣れているパフィン達を無事に見ることができました!
その他にも間近で見られるスポットや、ボートに乗ってパフィンを見るツアーもあるようです。
興味のある方はぜひ調べてみてください。
所要時間:30分ほど。
駐車場:少し歩く。
グトルフォスの滝 Gullfoss
「黄金の滝」という意味のグトルフォスの滝。

この滝と後に紹介する、シンクベトリル国立公園、ゲイシールは、「ゴールデン・サークル」と呼ばれる
アイスランドの有名な観光地のひとつです。
それぞれの観光場所の魅力と円状にまわることができることから、
「ゴールデン・サークル」と呼ばれるようになったという説も。
この滝も大迫力!!水しぶきがものすごい!
そして、ここにはレストランやお店やさんもあり、展望台も整備されていました。
ここでお昼を食べながら楽しむのもアリ!
・所要時間:滝の近くまで行っても、1時間あれば十分
・駐車場からの距離:すぐ近く
・その他:お土産屋さん、レストラン、トイレ有
シンクヴェトリル国立公園
「ゴールデン・サークル」2か所目のシンクヴェトリル国立公園。

北米プレートとユーラシアプレートの割れ目、アルマンナギャ峡谷(Almannagjá)を見ることができます。
ということは、このユーラシアプレートの反対側は日本。
アルマンナギャ峡谷の割れ目は、年々少しずつ離れているそうです。
つまり、日本側ではプレートが沈み込み、大きな地震が起こる可能性が高くなっているってこと??と。
少し怖くなりました。
峡谷の間は、少しひんやりとした空気が漂い、不思議な空間でした。
峡谷の割れ目をスタートして、ハイキングを楽しめるコースもたくさんありました。

また公園内には、世界最古の議会の跡地があったり、
世界最高クラスの透明度を誇るダイビングスポットがあります。
(「イッテQ」アイスランド特集で宮川大輔が泳いでいました。)
ここの駐車場が本当に分かりにくくて、このビジターセンターを目指すとアルマンナギャ峡谷まですぐでした。
所要時間:アルマンナギャ峡谷のみの場合は30分程度で十分。その他の場所をゆっくり歩きたい場合は2,3時間必要。
駐車場:ビジターセンター近くに有。
その他:軽食、トイレ有
ゲイシール
「ゴールデン・サークル」3か所目、ゲイシール。
こちらは間欠泉で有名。

一番きれいに整備されている印象でした。
駐車場から、遊歩道を歩いていくと小さな間欠泉が数個。硫黄の匂いが漂います。
そのまま道なりに歩いていくと、大きな間欠泉が見えてきます。周りに人がいるので一目でわかります。

3~5分間隔で勢いよく水しぶきがあがります。
いつも大きい水しぶきが上がるわけではなく、うまく行かない時もあったり。
大迫力でした!!

所要時間:1時間程度。
駐車場:道路を挟んですぐ。
その他:レストラン、トイレ、お土産屋さん有。
ブルーラグーン
「お風呂に入りながらビールが飲めるなんて!最高」と思って行ったブルーラグーン。

ちょうど行ける時間のチケットが少し高い「プレミア」のチケットだったのですが、
こちらを選択。
このプレミアチケットだと、泥パックをフルコースで受けられます!!
一番安いコースだと、シリカのパックだけなのですが、
プレミアムは、クレンジング→シリカ泥パック→アンチエイジングアロエパック。
入口でもらうリストバンドの色で、どのコースか店員さんが判断して、パックをもらうことができます。

また、チケットに飲み物も含まれているので、意気揚々とお風呂の中に浮かぶBarへ!!

ブルーラグーンのお風呂は、大人が足がつく深さのため、子供は必ず腕に浮き輪を付けなければいけませんでした。
我が家は一応持っていきましたが、ブルーラグーン内で貸し出しもしてくれます。
また持ち物としてマストなのが、携帯を守る防水ホルダー!!
これがないとせっかくの思い出を残せないので、写真を撮りたい方は必須!

お湯の温度は39度ぐらいでちょうどよく、なんだかんだで2時間ぐらい入っていました。
お肌もすべすべになり、とっても気持ちよかったです!!
休憩できる場所や、サウナ等もありました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
アイスランドは、「子どもが全力で楽しめる“自然の遊び場”」でした。
我が家は今回4泊5日で行きましたが、ロンドンから約3時間半とアクセスもよく、2泊3日でも十分楽しめます。
ただし、外食はロンドン以上に高い(スープ1杯3000円超え!!)ので、
長く滞在するならばアパートメントタイプに泊まって自炊するのもおススメ。
- ラム肉 臭くなくて、スーパーで買えて美味しい
- パックご飯&味噌汁も大活躍
「氷と火の国」アイスランド。
これからの季節はオーロラも見られます!
ぜひ、旅の参考にしてみてくださいね。





