こんにちは、ロンドン在住2年目のSunnyです。
今年もロンドンの電車賃が値上がりして、「交通費が地味に財布に響く…」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
7月25日から8月31日までの土日はTflバスの1日上限額(キャップ)が週末は£1.75になり安くてお手頃に移動できるのが嬉しいポイントですよね。
とはいえ、せっかくの休日や旅行なら、市内を抜け出して少し遠くへお出かけしたくなりませんか?
今回は、全9種類のカードの選び方、買える場所(公式・旅行代理店・鉄道会社)、そして一番勘違いしやすい「タッチ決済(Pay As You Go)の罠」まで徹底解説します!
Railcard(レールカード)とは?
イギリスの鉄道であるNational Rail(ナショナル・レール)の運賃が最大半額〜1/3割引になる大変お得な年間パスです。
年間わずか£20〜£35程度で購入できるため、数回電車に乗るだけで元が取れてしまうため、お出かけをたくさんする方にはお勧めのパスです。
主なメリット
じゃあ実際のメリットはというと、
- カードによっては同行者や子どもも割引対象に!
- ほとんどのカードで運賃が1/3オフ(16-17歳向けはなんと50%オフ)
- スマホで見せるだけの「デジタルカード」が主流(アプリ保存で最大2台まで共有可能)
とお得で管理がしやすいのが特徴。
【全9種類】自分に合うRailcard一覧表
年齢や旅行のスタイルに合わせて選べる9種類のカードが用意されています。(2026年8月時点)
| カードの種類 | 対象者 | 1年料金 | 3年料金 |
|---|---|---|---|
| 16-17 Saver | 16~17歳 | £35 | ‐ |
| 16-25 Railcard | 16〜25歳(および社会人学生) | £35 | £80 |
| 26-30 Railcard | 26〜30歳 | £35 | ‐ |
| Disabled Persons | 障がいをお持ちの方 | £20 | £54 |
| Family & Friends | 大人(最大4名)+子ども(最大4名) | £35 | £80 |
| Network Railcard | ロンドン&イングランド南東部を利用する方(年齢制限なし) | £35 | ‐ |
| Senior Railcard | 60歳以上の方 | £35 | £80 |
| Two Together | 特定の2人で一緒に旅をする方 | £35 | ‐ |
| Veterans Railcard | イギリス軍退役軍人 | £35 | £80 |
おすすめの選び方
1. 30歳以下で1人で気軽に乗りたいなら
16〜17歳なら迷わず 16-17 Saver(半額)。
ワーホリや留学などで来ていて、25歳または社会人学生、30歳以下なら、 16-25 または 26-30 Railcard。長期滞在なら3年版(£80)がお得。
2. カップル・友人同士なら
25歳を超えていても、決まった相手と旅をするなら Two Together Railcard が圧倒的におすすめ(1枚買えば2人とも1/3オフ)。
3. 家族旅行なら
Family & Friends Railcard 一択!大人の割引だけでなく、子どもの運賃が60%オフになるため、ファミリー層の節約に最適です。
4. ロンドン周辺の観光なら
1でご紹介した年齢制限に当てはまらないおひとり様旅行者でも、ロンドン&南東部(コッツウォルズやブライトンなど)を旅するなら Network Railcard が使えます。
レールカードが買える主なルート一覧
英国国鉄(National Rail)に属する各鉄道運行会社(TOC: Train Operating Companies)や、旅行予約アプリを通じて購入できます。
公式ストア(Railcard.co.uk)
ナショナル・レールの「公式レールカードストア」で、専用の「Railcard」アプリに保存して管理ができます。
万が一トラブルがあった場合安心ではある一方、切符予約は別サイトで行う必要があります。
各鉄道運行会社(LNER,Southeastern, Avanti など)
サウスイースタン(Southeastern)をはじめ、LNERやGWRといったイギリス国内の鉄道会社の公式サイトやアプリでもデジタルレールカードを購入できます。
その会社のアプリ(例: Southeasternアプリ)の中にレールカードを直接保存できるため、よくその路線を利用する場合はこちらがおすすめ。
オンライン旅行代理店(Trip.com, Trainline など)
大手チケット予約サービスでは、定期的にレールカード本体の割引やクーポンなど、お得なキャンペーンが実施されています。
私はこの方法で購入しましたが、いくつか注意点がありました。
代理店で購入したRailcardは、その旅行サイトのアプリ内でしか表示できません。旅行サイトのアプリはRailcardの利用を前提に作られているわけではないため、表示場所が分かりにくいことがあります。そのため、「どこにあったっけ?」と探すことになったり、検札時にすぐ提示できるよう、事前に表示方法を確認しておく必要があります。
また、サイトによってはレールカード自体の購入には手数料がかからなくても、切符を予約する際に発券手数料(Booking Fee/数ポンド程度)が別途かかる場合があります。そのため、鉄道会社のサイトで予約をしました。
購入後の乗り方・タッチ決済(Pay As You Go)の注意点
ここが一番勘違いしやすいポイントです!「Railcardを買っただけ」では電車に乗れません。
1. レールカード=定期券ではなく「割引証明書」
レールカードを購入した上で、「Railcard割引を適用したチケット(eチケットや紙の切符)」を事前に購入して改札を通る必要があります。
2. クレカやスマホのタッチ決済(Contactless)は割引対象外!
ロンドン周辺で便利な「クレジットカードやApple Payでのタッチ乗車(Pay As You Go)」は、レールカードの割引を紐づけることができません。 そのままタッチして乗ると正規の大人料金(定価)が引き落とされてしまうので注意してください!
3. 【一部カードのみ対象】ロンドン市内なら「Oysterカード」に紐づけが可能!
ロンドン交通局(TfL)のプラスチック製Oyster(オイスター)カードを保有で、一部カードに限り、決められた駅の窓口でレールカードを登録してもらえます。
対象カード: 16-25, 26-30, Senior, Disabled Persons などの一部カードのみ
メリット: 登録後はOysterカードでタッチ乗車するだけで、地下鉄や電車のオフピーク運賃が自動的に1/3オフになります!
チケットの購入方法
レールカード自体は「乗車券(チケット)」ではなく「割引用の身分証明書」のような位置づけです。
そのため、電車に乗る前には必ずレールカード割引(1/3オフなど)を適用させた乗車券(eチケットや紙のチケット)を予約・購入して改札を通る必要があります。
今回は、私が実際に購入した方法をご紹介いたします。
例)オンライン旅行代理店でレイルカード(26-30 Railcard)を購入済みで、Southeasternで電車のチケットを購入したい場合
- チケット購入画面でRailcardを選択

2. 保有しているRailcardを選択 ※同サイト内でRailcardを保有している場合見え方が異なる場合があります

3. Railcardが反映されているのを確認したら、Find times & tickets を選択

4. 一覧から、Railcardマークが表示され割引されていることを確認し、予約したい時間を選択し購入する

詳細の割引額を確認したい場合は、インフォメーションマークを選択すると詳細が確認できます。

乗車時
アプリに登録しているOyste Cardや鉄道会社カードにチケットを紐づけるか、駅の券売機でチケットを発券します。
改札でRailcardの提示を求められた場合は見せられるように、旅行サイトのアプリも準備しました。
まとめ
イギリスでの電車旅や日常の移動がガラリとお得になる「Railcard」。
年齢や利用条件などを確認した上で、自分にぴったりの1枚を見つけて、お得にイギリス旅を楽しんでくださいね!
National Rail カード公式サイト https://www.nationalrail.co.uk/railcards/
※本記事は2026年8月1日現在のサイト情報を参考に作成しています。




