仮装トレンドやイベントも紹介!イギリス流ハロウィンの過ごし方

陽が落ちるのが早くなり、ぐっと寒さが増してきた最近。いよいよハロウィンが近づいてきましたね!
昨今では日本でも仮装して街に繰り出したり、イベントを楽しんだりと定着しつつありますが、「そもそもハロウィンとは何?」「イギリスではどんなことをして過ごすの?」と疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は”ハロウィン”についてご紹介。

今年の仮装トレンドもピックアップしているので「今年はどんな仮装を子供に着せよう?」と悩んでいる方もぜひ本記事を読んで参考にしてみてくださいね!

目次

そもそもハロウィンとは?

子供から大人まで楽しめるイベントのハロウィン、実は発祥はイギリスと言われており元々は古代ケルト人(イギリス北西部やアイルランドなどに住んでいた人々)が由来する宗教的なお祭りでした。

秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いの行事だったそう。

またケルト人にとって10月31日は一年の終わりであり、霊が家族を訪ねてくると信じられていました。悪霊などから身を守るために仮面を被り魔除けのかがり火を焚き、家を守っていたのです。

所説ありますが、特にアイルランド人はハロウィンを誇りに思っている人も多く、ハロウィンについての知識が豊富な人が多いのだそう。現在でもアイルランドでは10月最終月曜が祝日として(ハロウィン休み)扱われており、今でもその習慣が残っています。

ハロウィンについては詳しく別記事があるのでもっと詳しく知りたい!という方はこちらも併せて読んでみてくださいね♪

ハロウィン期間、みんな何して過ごすの?

PYOでパンプキンパッチ

以前PYOという野菜(果物)狩りができるファームについてご紹介しましたが、秋のパンプキンパッチ(カボチャ拾い)もハロウィンならではの風物詩です。

畑にゴロゴロと無造作に転がるカボチャは、季節感たっぷりでとってもキュート
好みの大きさや形のカボチャを探して拾うことができ、「今年もハロウィンがきた!」と感じさせる光景でしょう。

こちらのカボチャは食べるためというよりは、次項で紹介するジャックオーランタンを作るためなど飾り用として使われることが多いです。

ジャックオーランタン作り

ハロウィンといえば真っ先に思い浮かぶのがジャックオーランタンではないでしょうか?
カボチャをくり抜いて顔に見立て、家の前に飾るのが定番になっています。

元々はカボチャではなくカブで作られていたそうだよ!

カボチャをくり抜くのって難しくないの?と思われるかもしれませんがこの時期スーパーでも売られる彫る用のカボチャは一般なものよりも皮が柔らかく、女性でも簡単にくり抜けるようになっています。

圧巻のカボチャ売り場 当日に近づいてくると品薄になってきます

カボチャを彫る用のナイフ(カービングナイフ)もこの時期ハロウィンコーナーに行けば売り出されていますし、イギリスのナーサリー(保育園や幼稚園のこと)でもやってくれるところも多いので、日本よりも身近に挑戦することができそうです。

【参考】パンプキンカービングキット:https://amzn.eu/d/18SCvsW

ハロウィンデコレーションのスポット巡り

この時期、イギリスでは家の軒先でハロウィン仕様の飾り付けがたくさん見られます。
ジャックオーランタンはもちろんのこと、大きな蜘蛛や蜘蛛の巣、ウィッチ(魔女)など、本格的なデコレーションに驚くでしょう。

特に高級住宅地エリアは装飾に力を入れている家々も多いので、ハロウィンシーズンならではの装飾スポット巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
特におすすめはNottinghillエリア。散歩するだけでイギリスのハロウィンの雰囲気を感じることができますよ。

またペギー・ポーションなどのカフェやレストランなど素敵スポットが多く並ぶエリア、Belgravia(べルグレーヴィア)でも毎年ハロウィンにちなんだ可愛いディスプレイやスイーツが楽しめます。詳しい最新情報はHPをチェックしてみてくださいね!

(参考:https://www.belgravialdn.com/pumpkin-trail/

ハロウィン当日、仮装して「トリックオアトリート!」

そしていよいよやってきた10月31日ハロウィン当日。夕刻陽が落ちると子供たちは各々仮装をして近所に繰り出します。
この日だけはお母さん黙認でお菓子を大量にもらえる日。子供にとってワクワクしないはずがありません。

イギリスでは11歳以下の子供は一人で外を歩いてはいけないという法律もあるので、トリックオアトリートをする場合は必ず大人同伴で行ってくださいね。

イギリスではここ数年の暗黙のルールとして、玄関先にハロウィンの飾りつけがあるおうちはトリック or トリートOKとされています。ハロウィン関連のデコレーションのない家は訪問NGなのでお気をつけください。

またイギリスお馴染みパブでもハロウィンイベントをやっている場所は多いはず。近所のパブに行ってみるといいことがあるかもしれません。

今年の仮装トレンドは?

ハロウィンシーズンが近づくと「今年は子供にどんな仮装をさせようかな?」と悩む人も多いのではないでしょうか。

女の子だと可愛らしいプリンセス系や男の子だとマーベルも人気ですが、イギリスだと魔女海賊吸血鬼などちょっとゾクッとするようなコスチュームも人気で定番です。

また今年は『スーパーマリオブラザーズ・ムービー』『リトル・マーメイド』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』、『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』、『バービー』など、多くのキャラクターものの映画が公開された年でもありました。
このあたりにヒントをもらうと今年らしい仮装が楽しめると思います♪

イメージ画像:バービー
マリオブラザーズ

マリオなんかはキャラクターも豊富だし、グループでやるととても楽しそう

夜間を歩くという面では安全性も重要。帽子で目が隠れたりしないか、衣装の丈が長すぎないか保護者はきちんとチェックしてみてくださいね。

安全で楽しいハロウィンを!

子供も大人も仮装を思いきり楽しめるイベントはハロウィンだけ。
ぜひ本場イギリスで自分らしいハロウィンシーズンを楽しんでみてくださいね!

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この記事を書いた人

4年半の駐在帯同生活を経て、本帰国。二児の母。第二子はイギリスで出産。
今しかできないことを目一杯楽しむマイペースなO型。好きなものはパンとコーヒー、旅とお酒。

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